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火曜日は御用聞き(古いね)が重なる日なので、雑用をこなしつつ在宅するようにしている。訪ねてきたのはダスキン、生協の宅配、クリーニング屋でいずれも男性。玄関先までとはいえ、業者が訪ねてくるのはあまりいい気分ではない。オートロックかつ内廊下なので外部で遮断されている分、もしもこの人が豹変して押し入られたら逃げ場がない、というかすかな恐怖がある。何かあっても発見も遅れるだろうし。それがいやなら宅配など頼まず自分で外に出ればいいのだが、なにしろ出不精なのでつい。 この手の業者は同一マンション内に用件が複数があるときは、一軒の用事が済むとマンション外に出ずにそのまま次の家に回っていく。いきなり玄関口に宅配業者がきていて驚くこともある。もちろんこっちのほうが合理的だが、厳密には安全な方法ではない。利用規定からするとルール違反でもある。それでなくても危機感なく共同玄関のロックをはずす人が住民の中に一人でもいたら、わけのわからない人間が館内をうろうろすることになる。オートロックだからと安心して玄関のかぎをかけていない家だってあるだろうし、子供があけてしまうこともあるだろう。オートロックって実はセキュリティホールかもしれない。 なんてことを考えていたら陣内貴美子さんの自宅に刃物男が入り込んで、金品の被害はなかったものの彼女が怪我をしたのだそうだ。しかも犯人は以前マンションの内装を頼んだ業者で、そのとき合鍵を作ってそれを使ったのだとか。こうなると世も末である。家の間取りを知り尽くしている内装業者が合鍵を持っていたらひとたまりもない。いったい何を信じればいいのかと思う。 それはそうと、いつも思うのだが「刃物男」とか「爆弾男」とかいうネーミングってすごい。「男with刃物」って感じか。この場合、「レッサーパンダ男」の例に見るようにかならずしも凶器をあらわさないところが面白い。いや、面白がっている場合ではないんだけど。
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