WELLA
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世の中には理解を超えた生業が多々存在するが、中でも「冒険家」はその最たるものであると思う。未開の地を行く探検家はまだ理解できるのだが、わざわざ「危険を冒す」専門家というのはいったい何の役にたつのだろうか。 周到な準備をし、スポンサーを募って資金を集め、家族や知人たちに心配をかけて、そこまでやる意義はいったい何なのだろうか。売名行為にしてはリスクが大きいし、冒険のロマンという自己満足ならそれは無責任すぎる。ハイテク装備をもった冒険家の存在は、さしあたって生命の危機にさらされていない、この平和ボケした飽食の世ならではのものに思える。
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