WELLA
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2001年04月30日(月) 雨読

昨日の日記はつい先ほどアップしましたので左上のpastをクリックしてお読みください。

連休だというのにワーカホリックの夫はいそいそと出張に行ってしまったので(←85%皮肉)、朝5時起きで夫を見送ったあとベッドにもぐりこんでシアワセの二度寝。外はしとしと雨が降っていて、朝日が差し込むことも騒音に邪魔されることもなく眠りを貪る。朝食を済ませてあったので、目が醒めてそのまま枕もとの本に手を伸ばした。この前地元の公共図書館で借りてきた厚さ4.5センチの文庫本である。実は借りたのは2週間以上前なのだが、期限が来た日にまだ全然手をつけてなかったのでもう一度借り直したのだ。
驚くなかれここの区の図書館は貸出延長という手続きが存在しない。もう一度借り直すか、後ろめたく延滞するしかないのである。善良な図書館利用者である私は、つい2〜3日前にチャリンコを飛ばして図書館のカウンターに行って「これもう一度借りたいんですが」といってぴっぴとバーコードを読んでもらい、そのまま取って返してきたのだった。図書館のメリットは読み終わったら返せることだが、デメリットは期限が来たら未読でも返さなくてはならないところだ。メリットデメリットのどちらに重きに置くかで、図書館を利用するか否かは変わってくる。
ちなみに以前住んでいた区の最寄の公共図書館は電話で延長の申し込みができたが、実際電話すると「できるだけ早く返してください」とか「いつ頃返せますか」とかくどくどいわれてもう二度と延長などするかという気になった。ケンブリッジの図書館は、ついでがあったので図書館に出向いてカウンターで延長を申し込むと「電話してくださればいいんですよ」と親切に教えてくれたものだ(遠い目)。

で、それはともかく、この連休は残りを丸まる自由に使えるのを幸い、朝からきりもなく文庫本を読み続け、お昼にトーストと果物を食べ、さらに読みつづけ、小腹が空いたのでコンビニで冷凍食品のそばめしとアイスクリームを調達し、アイスクリームを食べながらその小説の一番血なまぐさい部分を読み、日が暮れるまでに読みきった。はぁ、面白かった。普段はとても読書家とはいえない私だが、いったん読み始めるとそれこそ寝食を忘れて読みふけってしまう。どうも気持ちの切り替えができないようなのだ。だからこそ普段は読まないようにしている、といったらこじつけだろうか。


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