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午後から新宿へ。義母からデパートのお買い物カードを貰ったので夫のズボンとシャツを購入。夫は実家に帰るたびに「新しい服でも買いなさい」といわれつづけているのだ。家に帰るんだから気楽なカッコで、という息子の思いと、たまに会うんだから息子の立派な姿を見たい、という母の思いの切ないすれ違いである。ちなみに私の分は既に購入済みである。わはははは。 ズボンの裾上げをしてもらっている間に大手書店へ。夫、当然のようにコンピュータ関係の売り場にまっしぐら。私もそこらへんの本をぶらぶら。パソコンの初心者向けの本の中に場違いな文○新書。 リン某先生の書いた「パンコソ徹底指南」なる本である。一時私はリン某先生にはまったことがあってその後あっという間に飽きてしまったのだが、どんなことが書いてあるかいな、と思って手にとってみた。リン某先生が自称「マック教徒」であることは割と知られていることなのだが、こんな本まで出すようになったのかぁ。 ぱらぱらとめくってみると、「然るに」とか「ゆめゆめ」とか「いかにせむ」とか「すこぶる」とか、いかにもリン某先生の文体である。その調子で、文字のサイズは印刷する場合は10ポイントがいいが画面表示にすると小さ過ぎるので画面は12ポイントがよろしい(うろ覚え)、とか文章を書くときは最初のドラフトはそのまま保存しておいて別名保存した文書を修正していくのがよろしい(ほとんど意訳)、とか得々と書いてある。しかも長い。うーむ。こういう本を本気で買って本気で実践する人がいるんだろうか。 謎である。
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