マシュマロ と聞いてその触感をイメージできる人は、日本に何人居るであろうか。
昨日、そのマシュマロを久しぶりに食べたのだが、 食べてみるとその触感はすごく不確かであって、 食べる前にその触感を少しもイメージ出来ていなかったことを改めて気付かされた。
ナタデココと聞くと、僕達はあのコリコリとした触感をイメージできて、言葉にできるのだが、 マシュマロは ふわっ というかなんというか、はっきり言って言葉で形容し難い。
マシュマロを ふわっ という言葉だけでは絶対表現できないし、 もしそれだけで片付けてしまっては、マシュマロは怒ってビルに攻め込んだりするだろう。
実際そのようなことは過去に何度もあって、 そのマシュマロの反乱を映画化したのが、かの ゴーストバスタ-ズ である。 この映画は、本当に駄作であるが、マシュマロの恐怖は充分に伝えることが出来ている。 と私は自負している。
僕達は、このような過ちを二度と繰り返さないように、 マシュマロを言葉で完全に表現できるようにならねばならない。
だが、科学技術が進歩し、ありとあらゆる有益な情報が交錯し、 私の父も家の畑で耕作している現代においても、 マシュマロを完全に描写する表現はいまだ発見されていない。
あの奥田民生でさえ「マシュマロ」を表現しようとしたが、結局は挫折した。 その経緯を歌った「マシュマロ」という曲の最後には、
♪ マシュマロは関係ない〜 本文と関係ない〜
とフレーズがあるが、民生の溢れんばかりの歯がゆさが伝わってくる。 民生の苦悩を描いたお勧めナンバーです。
そんなことで、一度みなさま久しぶりにマシュマロを食べてみて、 それを表現してみて、私宛まで贈ってください。よろしくです。
注意:マシュマロとマショマロはまったく別物です。間違えないように!
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