2001年09月03日(月) |
人生において一番大切な事 vol.1 |
私は家庭教師をしている。 そこのお母さんと話した。
今、彼女は40歳近く。 大学で実験中心の研究室を卒業してから、すぐに今の夫と結婚した。 実験して研究することに見切りをつけて結婚したのだ。
彼との間にできた2人の子供も小学校に行くようになれば、自分の時間が余ってくる。 パートとして結婚式の司会などをするようになった。
彼女は言った。
「自分の研究室の同期は仕事として実験などの研究することを続けている人が多いんです。 サンスターとかでまだ実験しているのよ。で、かたや私はパートの司会でしょ。 なんかさぁ、やっぱり私も実験する事を見切らないで、 続けておけば良かったなぁって今になって思うのよ。そんな同期がうらやましいし。 だからあなたも自分が研究してきた分野を続けたほうがいいと思うのよ。 今までせっかくやってきた事を捨てるのはもったいないよ。 リクルートに行くよりそうしたほうがいいんじゃない。」
彼女の理論はとても筋が通っていた。 とても共感できた。
確かにそうかもしれません。と同意した。
しかし、だからといってリクルートに行かないことは無い。 もちろん行く。
彼女の理論は納得できたが、ただ彼女は自分自身のことを他人と比較し過ぎていた。
−−− 人生において一番大切な事 vol.1
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