いつもの日記

2001年09月02日(日) サカキダ

彼は私の大学からの友人である。
今の彼を形作っているものに、彼の大嘘トークとセンスの良いボキャブラトークがある。
彼は根っからの大嘘つきでこれはだれしも認めるところである。
最近ではその嘘が膨らみすぎて、彼の存在までもが嘘ではなかろうかという説が有力である。
本日はサカキダを構成する2本柱の1つのボキャブラトークに焦点を当ててみよう。

ある日のことだ。
私とフクイとサカキダは車に乗っていた。
行き先ならどこでもいい。青空だったし。
注目のサカキダは後部座席に座っていた。
私は助手席に座り、運転席で運転するフクイと話していた。
せっかく時間を費やして書いたプログラムを私が保存し忘れて困った、という話をしていた。
その話題にうしろから唐突にサカキダが最高のボキャブリで割って入るというシーンである。


私:「それでさ、バックアップを取るのを忘れていたんだよ。ほんとに最悪。」

フクイ:「そりゃ酷いな」

サカキダ:「えっ、ビーバップ?」


こんな彼であるが、世界規模においてトップ企業であるトヨタに内定を頂いている。
バックアップとビーバップハイスクールなんて少しも関係ないが、
こんな彼がトヨタから内定を頂けるとは、まったくもってこの世は解らないものである。


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