いつもの日記

2001年06月09日(土) JUDY AND MARY ( JAM )

深夜TVを見てたら、JUDY AND MARY解散コンサートのドキュメンタリー番組がやっていた。
実は再放送だったらしいが。

別にファンというわけではないが、マジで見入ってしまった。
彼らは鳴り物入りでデビューした訳ではない。
また、誰か凄いプロデューサーがいた訳ではない。

JAMは、まず恩田(Bass)とYUKI(Vocal)が出会ったことから全ては始まった。
そしてその後、五十嵐(Drams)が、そして続いてTAKUYA(Guitar)が加わるのだが、
彼らは小さなライブハウスから地道に活動を始めて、
解散する今では東京ドームの5万人が彼らの音楽の虜になって総立ちし、
熱狂するほどのバンドになった。

日本中のファンが彼らや彼らの音楽を欲し、一体となりたいと願われるバンドになったのだ。

「凄いというより、羨ましい。悔しい」
「YUKIもTAKUYAも俺と同じ人間であるのに、こんなにも輝き方が違うものなのか」

彼らの輝きを感じ、そう思った。
会場の最後尾ではJAMのメンバーも米粒みたいにしか見えない、
巨大な東京ドームの解散コンサートだったが、無事成功し終了した。
そしてJAMも同時に終了した。

番組はドキュメンタリーで、メンバーの一人一人の個人インタビューもあった。

これ以上の規模のものはそうそうないその解散コンサート後に、TAKUYAは言った。

「まぁこれくらいだったらまだまだやれる。
 東京ドーム以上にもっと凄いのをやれるよ。まだまだいける」

恩田との出会いから始まり、JAMの8年という歴史をYUKIは振り返り、回想しながらが言った。

「おんちゃん、私をひろってくれて、ありがとう。。。」

涙で声がにごってた。


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