いつもの日記

2001年06月07日(木) 「モチベーション」から「うぬぼれ」

モチベーションは人が成長するためのエネルギーである。
これが無くては人は成長しない。
これを自分の歴史に置き換えてみた。

斜面状ではなく階段状に僕が成長してきた歴史には、
自分の目には見えていない大きな気高い壁が必ずあった。
僕は課題というその壁を意識して登ろうとしていたわけではなく、
そんなことはたやすくまったく問題無い事だと思っていた。というより意識外であった。

しかしその壁にぶち当たってみるとその高さたるや自分の奥底を到底超えていて、
自分の浅はかさを思い知らされた。

その時は心底悔しくて悔しくて泣いた泣いた。

保育所の時に百人一首で負けた時も、
小学2年で文章題が解けなかった時も、
中学校で英語がとことん解らなくなった時も、
大学で自分の見聞の狭さを思い知らされた時も、
ボクシングで先輩に何も反撃できずに一方的に殴られた時もそうであった。

この心底悔しいという気持ちは僕の一番のエネルギーになっている。
しかしこの心底悔しいという気持ちはいつも生まれるわけではなく、
その為に必要不可欠なものがある。

それは、「うぬぼれる」という気持ちである。
概してこの「うぬぼれる」という気持ちは、
子供の時に最大であって、年をとるにつれて小さくなっていく。

これが大人の成長を止めているのかも知れない。
だから、もっと「うぬぼれて」やりましょう。

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 成長するために必要なもの       ⇒ 「モチベーション」
「モチベーション」を得るのに必要なもの ⇒ 「心底悔しい」と思う気持ち
「心底悔しい」と思うために必要なもの  ⇒ 「うぬぼれ」

 ∴ 成長するためには「うぬぼれ」が必要不可欠。


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