題名から誰も何を書こうとしているのか想像できないだろう。 それもそのはず、俺も、にわか腰をあげてしまったって感じだからだ。
だが、今日の内容はこれに尽きる。 ひとぉーつ、携帯機種変更。 ふたぁーつ、就職活動用写真撮影 in フォトスタジオバルーンである。
長年痛めつけてきた携帯のJ-T01にオサラバして、今の最安値のJ-SH03へチェンジ。 数あるジェイフォンの機種の中でも最安値だがカラーは勿論搭載である。 テクノロジーの進歩は著しい。
感心する傍ら、 「カメラ付きの携帯が最安値になったら、また機種交換してやるぞ!」 と思いを秘めたシバヤンであった。
そして、機種変更がおわるやいなや、フォトスタジオバルーンへ直行。 すると、そこには、男爵ディーノ張りのひげを蓄えた主人が待ち構えていた。
「お待ちしておりました」 「はい・・・」
予約もしていないのに、なぜ俺が来ると解った??? 疑問ながらもコートをはぎや整形。
なぜだ?なぜ来ると解った?と自分に問いかけながら、主人の顔を横目で見る。 主人は俺の視線に目を合わせないが、俺が疑問そうに見ていることは百も承知のようだった。 そして、なぜ?と俺が言いたい事が解るのか、主人はカメラをセットしながらこう言った。
「だって、男爵ですもの。わたくし、男爵ディーノですもの」 「・・・」
俺は悔しいが、言葉が出なかった。 そして、無言のまま写真を撮影。無言のまま会計。 無言のままお釣りを渡され。無言のままフォトスタジオバルーンを後にした。
「ちきしょ〜う。あいつぅ〜」 俺は、本当の男爵ディーノに会えた嬉しさと愛しさと心強さを握り締め、 原チャを明日に向かって走らせた。111
*:レボリューションレボリューションの略。 第一のレボ、携帯機種変更。 第二のレボ、男爵ディーノとの出会い。
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