たかぴー♪の日記
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2003年11月13日(木) 柿の木の紅葉

 山すその一軒に大きな柿の木があり、その葉が鮮やかな柿色と云うのか、綺麗に紅葉している。私は見るのが初めてだったので、その美しさに しばらく見とれていた。
 カメラを持参していなかったのが悔やまれる。

 さらに、桜の木の葉も黄色に紅葉することも知らなかった。桜の花が散って直ぐに青々とした葉っぱに覆われるのに、いつも感心していたのだ。
 この歳になって、やっと気付くとは情けない。

 今年は例年に比べて、桜の葉っぱの散るのが遅いのだと教えられた。そう云えば、季節の変わり目を気にかける余裕などなかったのであろうか。
 生まれてより今日までの人生は、只無我夢中で突っ走って来たような気がする。

 定年退職して、やっと世間を見る目が出来たのであろう。その上、パソコンと云う楽しみが出来、インターネットによって更に新しい世間を知ることが出来る。

 他の人は、仕事を辞めると何もする気力がなく、一日を過ごすのが退屈だと云う。
 私は今、忙しくて仕方がない、仕残して一日が終わってしまう、ありがたい事だ。


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