information : 01/01 BMR gallery/photo/小艾/001 up!!
君の甘ったるい声.
甘ったるいと書くと勘違いされるかもしれないけれど 嫌な甘さではない.
質の良い蜂蜜とか 和三盆糖とか
とにかく 甘ったるいけれど さっぱり サラサラしているといえばいいのだろうか.
そのお気に入りの声を もうきけないのは 淋しい.
今...耳に入ってくる 君と同じイントネ−ションも 君の独特な声の質感とは違うし
甘さも 浸透してくる深さも違う.
京都弁がこよなく似合う 君の声.
記憶だけが頼りになってしまった 君の声.
ぼくの声は届いているだろうか. 君といつか行こうって 約束していたカフェにいるよ.
天まで届きますか?
届かないなら 苦手だけれど 叫ぶから...
叫ぶから...
もう一度... 君の声がききたいよ.
甘ったるい 和三盆糖のような声.
京都弁がよく似合う 君の声.
....................つづく.
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