index/past/will
information : 01/01 BMR gallery/photo/小艾/001 up!!



2005年04月29日(金) 古都...その壱

ぼくは...
ただ,君をみているだけでも幸せだったんだ.

ぼくは...
ただ,君の声をきいているだけでも幸せだったんだ.


君とふたりで過ごす時間は心地よく
それを舒暢するかのような

食い入るようにみつめてくる
その眼差は
うねりがゆるやかな日の海風に似ていて

ぼくが映っている大きくてくりってした
その瞳は
笑顔とともに細くなり

ぼくは溶けてしまいそうになるんだ.


ぷっくりした唇から漏れてくる
京都弁は
君の声にとてもあっていて

甘ったるい響きをもつ
君の声は
京都弁にとてもあっていて

遂には...ぼくを溶かしてしまうんだ.


ぼくは...
ただ,君をみているだけでも幸せだったんだ.

ぼくは...
ただ,君の声をきいているだけでも幸せだったんだ.



一緒に行こうって
約束していたあのカフェにいます.

君が教えてくれた
砂糖とミルクが入っているコ−ヒ-を注文しました.

来ることのない君を待つには
やさしいコ−ヒ-かもしれません.

...................つづく.



jabberwock /mail /bbs /Blue Moon Rise /



(C)2004 jabberwock ALL RIGHTS RESERVED