於徒楽的日記(OFF生活編)
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2006年04月05日(水) 長い長い誕生日

 この日、未明から眠れぬ日となった。予定日を過ぎたなぁ、と思いながら横になっていたが、なんとなくお腹が重たい感じがあって寝付けずにいた。すると、何か小さいものがブチン、とはじけたような感触。程なく尿意を催してトイレで出血を認め、弱いながら陣痛なんだ、という感触もあり。10分間隔を確認してからかかりつけの産婦人科へ電話、入院となる。
 初めての入院生活は陣痛室から。時々トイレや処置室へ移動しなければならず、最初は歩いていけたが段々と体力が落ちて夕方には車いす移動に。仕事で車いすを押す側に回っているのだが、今回は患者の立場なり。浣腸も導尿も体験。食事も、朝、昼は全量摂取できたが夕食は半量。
 経過は破水から始まったわけだが、子宮口が小さいために時間がかかってしまい、誘発剤等の持続点滴でようやく経膣分娩の準備が整った。だが、胎児もまだ骨盤まで下りていない由、時計と睨めっこしながら、親子で同じ誕生日の夢は叶わなかった。


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