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■ 権利を下さい
頭が重い、ガンガンする。 立ち上がるとめまい、食欲もなし。 変な音が聞こえる、これって幻聴なのかも。 昨日の日記が原因? いや書かなくても、どっちみちこんな症状はしょっちゅう。 普通でいられる日は短い。 苦しく辛い日々の方が圧倒的に多いのだから。
何か食べ物買いに行かなくては、とコープに行く。 パン屋の横に休憩テーブル。 ここに座ったことが、新たな苦しみの始まりだったのか。
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ミキちゃん、家も知らない、ただ公園で会うだけの小学3年生の女の子。 初めてあなたのお母さんを見たよ。 いつも太陽と遊んでもらってるお礼を言おうと思った。 だけど、ほんの数メートル先まで近付いた時、見てしまったの。 あなたのアゴが天井を向くぐらい、殴られていたところを。 公衆の面前で、3回も。
あなたのお母さんの怒りの原因は、あなたが甘えたことだよね。 お母さんと一緒にカートを押したかっただけだよね。 それなのに、なぜ?
その瞬間、唇をかんで泣くのを我慢してたあなたを私は見ていたよ。 あれは、殴られ慣れている顔。 決して、子どもらしい顔ではないよ。 殴られた痛みではなく、私達同類にしか分からない「心の痛みに耐える顔」。
そして数秒後には私達をみつけ、笑顔を見せてくれたね、 何ごともなかったかのように。 まるで、幼い頃の私。
ミキちゃん、あなたはこれから何回殴られるんでしょうか? どういう大人になっていくんでしょうか?
お父さんは守ってくれるの? 殴られてもお母さんが好き?
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小泉さん、私に『虐待されている子どもを保護する権利』を下さい。
『親の仮面を被った獣(けだもの)を、抹殺してもよい権利』を下さい。
・・・・・・ミキちゃん、そうしたら私はあなたを救える?
2001年07月20日(金)
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