The reverse side of a flier
Yu



 上の子のピアノ1(親が教える)

親が教えるピアノ、いわゆる「お母さん先生編」です。


3歳頃、楽譜を買ってきて弾かせてみようと思い立った。

何がいいかわからないし、どうせ家で弾いて遊ぶだけなので、
自分が使っていた楽譜にした。
(みんなのオルガンピアノの本 という楽譜)
2冊目からは自分の古い楽譜を引っ張りだすつもりで1だけ買った。

弾かせてみたけど、こりゃ無理だ、と思った。
楽譜を見ながら弾くというのは結構大変なことのようだ。
楽譜は封印し、子どもには玩具のピアノを与えた。
手うつしでカエルの歌他数曲が弾けるようになった。

年中になった頃には、かなりスムーズになっていたので、
週末に一緒に弾くことからスタートした。
両手1−5の指に達したあたりから、弾きたい曲を楽譜に書いてあげて、
それも弾くようになった。
スーパー戦隊、仮面ライダー、ドラえもん、アンパンマン…
両手で最大10音使えるから、大抵の曲はこれでいける。
これは大好評でたくさん書いた。
今日習った歌を歌って、これを書いて!と言われることも多かった。
ひけそうなところだけ書いたら、続きも書いて!と言われて
長くなったり、簡単な伴奏が付いたり、原曲の調になったり…

これがタイムラグ無しでできるのが、親子でひくピアノの
一番良いところかもしれない。



さて、練習は週末2日、時には平日もちょっとやる、程度でも
楽譜は順調にすすんで、1年後には2冊目まで終わってしまった。
(ちなみに使うつもりだった自分のお古の楽譜は
見当たらなくなってしまったのであきらめて新しい楽譜を買った)

3冊目から楽譜が急に細かくなり、曲も難しくなった。
週末だけ弾いていても、らちがあかなかった。
時間がない中、平日も2−3回は弾こう!と頑張らせた。そうしたら、
また、少しずつ進むようになった。しかし、課題も浮かび上がってきた。

曲が曲らしくなる中で、聞く方にも欲がでてくるのだろうか。
また、子どもも成長し、いつまでも従順ではいられない。
そろそろ親が教えるのは限界かな、と感じるようになった。


2012年03月11日(日)
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