昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2006年03月23日(木) それから?

よくない知らせが舞いこみ、がっくり肩をおとした日。どれもこれもうまくいかない。

朝食。トースト、ツナとレタスのサラダ、珈琲、リンゴ、チーズ、昨夜の残りのスープ。クリームチーズをリンゴにのせて食べる。チーズとリンゴは相性がいい。

天満橋にある、時折サンドイッチを買っていた小さなパン屋さんの店先に、今月末で閉店するという張り紙がしてあった。ご愛顧ありがとうございます、という文字の下に、
『手作りサンドイッチを買ってくださってありがとうございました
 30年間、この店をやってこられたこと、感謝しています』
と書いてあった。
4月からは、この店のシャッターが上がっているところを見られない。サンドイッチを作りながら店番しているおじさんと、短い会話を交わすこともできない。
やっぱり、わたしたちは毎日、何らかのかたちで死んでいる。

お弁当。ちくわの卵とじ、セロリ炒め、金時豆(これは買ったやつ)、カツオふりかけ、ごはん。

帰り、北浜で野菜を買う。平日は土曜日のような「豊作感」がない。夕方までにいいものは売れてしまうのかもしれない。
はっさく5個180円、しろ菜60円、人参3本100円、厚揚げ100円。
旭屋で『本』の4月号をもらう。もう4月か、と思う。時間だけがズルズルとすぎていくような。

夕食。ブリ照り焼き、しろ菜と厚揚げの煮物、トマトとシソのサラダ、ごはん、ビール。

パステルナークの初期詩集を読む。この本も、もうぼちぼち友人に返さなくてはならない。さみしい。

待っているものはいっこうにこない。でも、待ちくたびれてへとへとになるまで、もう少し待ってみようと思う。


フクダ |MAIL

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