昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
2005年10月20日(木) |
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風邪をひいて、体調がガタガタガタと崩れた。このところの生活の乱れからすると、風邪のひとつやふたつは覚悟の前、というところだ。しかし、喉が痛くてやりきれない。 お酒は仕方がないとしても(どう仕方がないのかわからないけど)、煙草は控えたほうがいいと思われるのでそうしよう。 と、出来もしないことを書いてみる。
朝ごはん。ごはん、目玉焼き、豆腐と小松菜のみそ汁、梅干、ヨーグルト、バナナ。 弁当。鮭、ジャガイモの明太子和え、ミニトマト、ししとう、ごはん、梅干。
ここ数日の読書について。 『六月の長い一日』『黒いピエロ』を読んだ後、ロジェ・グルニエ週間に入り、『シネ・ロマン』を再読して、うーんたまらん、などと感嘆の声をあげ、それから山田稔の散文を数編読み、『北園町九十三番地』を読了して、その中で触れられていた(と思った)トルストイの『幼年時代』を取り出して読み始め、細部のみずみずしさや、描写の見事さにたいへん感銘を受けた。 私にとってトルストイはあまり積極的に手を伸ばす気になれない作家だったけれども、これを機会に『少年時代』も『青年時代』も読んでみようと決意して、再び『北園町〜』に戻ってみたら、そこで紹介されていたのはゴーリキーの『幼年時代』であった。なあんだ。引用箇所がちっともでてこないので、おかしいとは思っていたのだが、読んでいると夢中になって、そんなことはどうでもよくなっていたのだった。 ゴーリキーの『幼年時代』は未入手だ。早いとこ入手したいものだ。
晩ごはん。寄せ鍋。今秋、初の鍋物。手製のゆず入りポン酢に、胡麻をたっぷりふりかけて。鶏団子と白菜が美味でございました。芋焼酎をお湯割でちびちびと。これもたいへん、けっこうでございました。
とっぷり日が暮れてから、ネオンきらめく北新地に繰り出して、目指すところはジュンク堂。本日の買物。 W.G.ゼーバルト『移民たち』(白水社)を迷った末に購入。写真にやられてしまう。 それに、米原万理『オリガ・モリソヴナの反語法』(集英社文庫)を。これは「解説」が目当て。全ては「解説」のために。 でもさっき第2章まで読んでみたらたちまちのうちに引き込まれてしまった。もう今夜中に読了してしまうかもしれない。どうせ寝られそうにないし。
ヴェンダースのDVDBOXを、買うか買わぬか悩み中。今ならアマゾンで3000円引きだ。でも『デカローグ』のDVDも、大枚はたいて買ったまま、まだロクに観ていないしなあ。 悩む。こんなことで悩んでいるバヤイでもないのだが、けっこう真剣に悩む。
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