昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2005年06月29日(水) 楽しいことだけ、知りたい

 どんより曇り。お昼前には、さらに黒い雲がひろがって、久しぶりに雨が降った。雨で視界がさえぎられるほどの時もあった。昼からは、降ったり止んだりを、夕方まで繰りかえす。温度が高いせいか、雨はぬるま湯のようだった。自転車を会社に置いて、バスにて帰宅。

 帰る前に、旭屋に寄って、「en-taxi」の最新号を買った。洲之内徹と高田渡と永井龍男。この号はとりあえず、くどくど文句を言わずに買っておこう。
 以前図書館で借りて読んだ洲之内の小説「棗の木の下」は、正直あんまり面白くなかったのだった。なあんかねえ、かったるかった。読んだ後、首をグルングルンまわしたくなるような、ダルさがあった。でも、この付録はすごく嬉しい。思えば、洲之内徹を読むようになったきっかけも、車谷長吉なのだった。この人にはホントに感謝の念を表明しなければならない。
 ツタヤに借りてたDVDを返しにいった。タルコフスキーの『鏡』を借りるつもりでいたけれど、レンタル中だった。また明日来てみよう。誰か知らないけど、早く返してくれ。

 ノロノロと帰宅。ユニバーサルミュージックより、ふにゃふにゃした大きな包が届く。こりゃ、何だろう。無意識のうちになにか注文してしまったんだろうか、としばし狼狽する。開けてみると、ボブ・マーリーのTシャツだった。CDについてたシールを貼って、応募してたのが当選したようだった。紺のTシャツで、左胸に小さく『island』レーベルのロゴがついている。『今後とも、ボブ・マーリーを愛していただけることを切にお願いいたします。』と書いた、手紙が入っていた。もちろんずっと愛していきますとも、と思う。Tシャツは、Tにあげた。喜んでいた。

 夜。『永遠のドストエフスキー』を読了。次は『悪霊』を読もう、と思うけれど、思っているだけかもしれない。自分の考えていることが、よくわからない。
 夜中、テレビでウィンブルドンを観る。フェデラーのテニスは実にクールでよい。巧い。第一セット終了まで見て、寝る。寝る前に、蚊と蛾を一匹ずつ殺した。

・購入物:「en-taxi」第10号(扶桑社)
     
・朝食:バケット、キュウリとツナのサラダ、ヨーグルト、バナナ、珈琲
 昼食:弁当(ほうれん草のゴマ和え、グリーンボールと豚肉の塩炒め、ゆで卵、ミニトマト、ごはん、梅干)
 夕食:イカのフライ、焼茄子(しょうがをかけて冷たくして食べる)、オクラのせ冷やっこ、冷しトマト、麦酒、ちょっとだけごはん


フクダ |MAIL

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