昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
2005年06月15日(水) |
デザートに、ティラミスチョコレートを2粒食べる |
雨上がりの朝。天気は上々、公園の雨にぬれた紫陽花がいかにも6月という感じ。湿気で空気がくもっているみたいだ。だんだん梅雨らしくなってきて、まあこれもまたよし。今年こそ梅を漬けてみようかなあ、と思うけれど、ちょっと自信がない。例年どおり、梅酒だけで終わるかも。
ダメでもともと、という気持ちで、帰りにまたジュンクへ詣でて、ダブって買った本を交換してもらえないかと頼んでみる。苦い顔をした店員さんが出てきて、「まあ、今回かぎりということで」と言って、取り替えてくれた。面倒くさいイヤな客でえらいすんませんなあ、と思う。差額を払って無事、「石原吉郎詩文集」が手に入った。よかった。 帰宅して、ごはんの用意をしつつ、京都放送でやってた「酔いどれ博士」を観る。三隅研次監督、1966年の大映映画。傷害事件で医師免許を剥奪された医者(勝新太郎)が主人公。名前はギョロ松。すごい名だ。乱暴者だが気は優しくて頭も良くて腕も立つ。流れ着いたドヤ街で難病難事件を次々に解決し、貧しい人々の心の支えになっていく、だがやがて別れの時は来て…、という人情物語。とにかく勝新がめちゃめちゃエエ人、まるで神様みたいに描かれてて、こんな医者がおるもんかい、と思いはするけれども、まあカッコいい。 大好きな殿山泰司も出ている。泰チャンは滑舌が悪いのか、何を喋っているんだかセリフが聞き取れない部分が時折あるが、出てくると画面がグッとしまるのが不思議だ。あと、ミヤコ蝶々、藤岡琢也、東野英治郎も出演、さすが皆上手い。そして若い。 全体的に、ていねいに撮られてて好感がもてる。車中のシーンなんかは思いっきりハメコミだけど、見直してみるとハメコミもけっこういいもんだ。ハメコミってけっこうイケてるな、と再認識させてくれたのはやっぱりタランティーノかな、と思ったり。まあ、映画のトーンにもよるけど。
映画を楽しんだ後は「きょうの料理」を見て、夜はスポーツニュウスなど。赤星が怪我をしたとか。ギャーッ!、心配だ。
・購入物:石原吉郎「石原吉郎詩文集」(講談社文芸文庫)
・朝食:バタートースト、りんごジャム、トマト、バナナ、ヨーグルト、珈琲 昼食:弁当(ほうれん草とベーコンのバターいため、ジャコ入り卵焼き、ジャガイモの塩茹で、ごはんふりかけつき) 夕食:グリーンボールとニラとエリンギのガーリックいため、トマトの胡麻サラダ、冷やっこ、大根と油揚げのみそ汁、麦酒、ちょっとだけごはん
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