昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2005年06月10日(金) 眠ってるキミが一番好きだから

 金曜日。くもり時々晴れ。湿度高く、夕方急ぎの資料を届けに自転車を飛ばして心斎橋へ行ったら、暑くて暑くて汗をかいた。夜になって、本格的にくもりはじめる。そろそろ梅雨になるのかもしれない。

 週末になって給料が出たら本屋さんとCD屋に行って、アレやコレやいろいろ手に入れよう、とずっと夢に見ていたので、本町でごはんを食べて腹ごしらえしてから、テロテロと南へ歩いて難波のジュンク堂に行った。
 みすず書房から出た新シリーズ「理想の教室」より、2冊購入。どちらも読むのを楽しみに待っていた本。それから、何か料理の本が買いたくて何冊か立ち読みした結果、ひさかたぶりに「栄養と料理」を買う。もっともっとおいしい料理が作りたい!、と、料理熱がメラメラと燃える。
 
 MUJIcafeでマンゴージュースを飲みつつ、「『悪霊』神になりたかった男」を読みはじめる。ドストエフスキーの「悪霊」は、高校生の時カンニングがばれて登校謹慎という処分を受けた時、途中まで読んで止めてしまった記憶がある。何故止めてしまったのだろう。思い出せない。
 ちなみに登校謹慎というのは停学よりも軽い罰で、登校は許されるのだが休み時間になるとひとり資料室(私の場合はカンニングした教科が地理だったので社会科資料室)にこもり、反省文を書いたり勉強をしたりしなければならない、というもの。資料室には3日間くらい通った。反省文を書くのは全く苦にならず、タラタラタラタラと原稿用紙に力作を何枚も書いた。反省文はすぐに書けたが勉強するのは気が進まなかったので、そのかわりにずっと本を読んでいた。中島敦を熱心に読んでいた覚えがあるし、「悪霊」の記憶は何となく、社会科資料室の暗くてカビ臭い匂いといまも結びついている。

 難波タワーに寄って、「トンコリ」とソウルセットの新譜を買って帰る。家に帰りついたら足がだるくて頭も痛くて、なんか疲れてヘトヘトで、洗濯物を取りこんで弁当箱を洗うくらいが精一杯、倒れるように寝てしまった。 

・購入物:亀山郁夫「『悪霊』神になりたかった男」(みすず書房)
     加藤幹郎「ヒッチコック『裏窓』ミステリの映画学」(みすず書房)
     「栄養と料理」7月号(女子栄養大学出版部)
     OKI「トンコリ」(チカルスタジオ)
     TOKYO NO.1 SOUL SET「OUTSET」(VICTOR ENTERTAINMENT)

・朝食:フランスパン、目玉焼き、レタス、珈琲、オレンジヨーグルトドリンク(「飲むヨーグルト」に果汁100%のオレンジジュースをいれて、かき混ぜるだけ。旨。)
 昼食:弁当(塩鮭焼き、ピーマンのきんぴら、エリンギのガーリック炒め、ミニトマト、ごはん)
 夕食:頑固にて。盛り合わせチキンカツ(梅シソ、チーズ、など)、キャベツ、味噌汁、お漬物、ごはん。キャベツをおかわりする。


フクダ |MAIL

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