昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
青い空ひろがる月曜日。朝5時半の空気は澄んでさわやかだったが、太陽が高くなるにつれて蒸し暑くなった。土曜日に届いたビールを忘れないように冷蔵庫に入れて出かける。ビールなしではごはんが食べられない季節が、またやってきた。
業務煩雑で、余裕なし。負けず嫌いなので平気な顔をしてはいるが、実のところはいっぱいいっぱいなのだ。誰かたすけてー、と叫びたいが、絶対に叫べないこのかわいくない性格をなんとかしたい。ジッと耐えて、自己解決の道を探るのみ。
残業ついでにフラフラとタワーへ。OKIの新作「トンコリ」をチェックしに行く。財布薄っぺらのため、今日は試聴だけ。力作だと感じる。給料日に買おう。今日はフリーペーパーの「MPB」をもらうにとどめる。 閉店間際の近所の八百屋で、トマトを3個と、さやえんどうを200g買う。合計350円。出血大サービス、と言って、おじさんが甘夏みかんを1つおまけにくれた。毎回おまけつきなわけじゃないけど、店に行くといつもおじさんは、おかえりー、とか、お疲れさん、とか、ご苦労さんやったなー、とか、声をかけてくれる。それを聞くと、なんか時々泣きたくなる。
夜10時頃、珈琲をいれて本を読んでいたら、どこからか焦げ臭いような匂いがしてきて、外に出てみる。プラスチックが燃えているような、鼻につくいやな匂い。周辺を歩き回ってみるが、変わった様子はない。向かいのおばちゃんもパジャマ姿で家から出てきて、鼻をクンクンさせ、これ毒ガスちゃうか、と言う。さらに大きく息を吸い込んだり吐き出したりして、やっぱり毒ガスやで!、と目を見開いて確信したように言う。毒ガスって焦げ臭いもんなんですか、と聞いてみる。そうやなあ、とおばちゃんは思案して、嗅いだことないからわからんけどそうちゃうか、とけっこういいかげんな感じだった。 そうこうして近所をうろうろしているうちに、匂いはどこかに拡散されて消えてしまった。原因はわからずじまい。少なくとも、毒ガスじゃなかったことは確かかな。
その後、「監督・小津安二郎」の続きを読む。蒸し暑くて、なかなか寝つけず。 ・購入物:なし
・朝食:ごはん、梅干とネギとカツオを醤油でガツガツと和えたもの、とろろ昆布汁、海苔佃煮、ほうじ茶、グレープフルーツ 昼食:弁当(焼き鮭、卵焼き、スナックエンドウの胡麻和え、ミニトマト、ごはん) 夕食:焼鯖、オクラのせ冷やっこ、冷しトマト、ほうれん草の辛子和え、麦酒、ごはん
|