昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
今日も早起き。休日だというのに6時30分に起床した。習慣というのはおそろしいものだ。天気は快晴。Tの弁当作りや朝食作り、あとかたづけに、掃除、布団干しに布団カバーの洗濯、本やCDの整理等々、午前中はこまこまと家で立ち働く。家事をしてるとバカみたいに時間が早く過ぎる。
昼からはノンビリ寝そべって本を読んだりなどし、日が傾くころになると支度をして出かける。東大阪市の友人宅まで片道1時間くらいかけて自転車で行った。行きは快適だったけれど、帰りは喋り疲れていたのと酔っぱらっていたのとでペダルをこぐのが思い切りしんどくて辛かった。 今夜は、友人であるYちゃんの誕生日を祝いがてらみんなで飲もう、という主旨の会で、共通の知人友人私は初対面の人など取り混ぜて10人くらい集まった。Yちゃんの家はいかにも郊外の、昔ながらの田舎の家という感じでたっぷりとした広さがあるので、大人10人ほどがリビングでうろうろしてても全然窮屈じゃない。Yちゃんのダンナが腕をふるってタイカレーを作り、肉を焼いたりピザをとったりして食べて喋って飲んだ。Yちゃんとそのダンナの、明るく分け隔てのない人柄のせいもあって、賑やかでありながら和やかで落ち着いた、風通しのよい飲み会だった。 友達が気軽にいつでも遊びに来れるような楽しい家庭をつくりたい、って、Yちゃんが昔から口にしてたことが現実になったなあ、と思う。夢が叶ったんだ、とりあえずここまでは。誕生日だと一声かければ10人程度の友達が軽く集まるYちゃんという人が、なんだかすごい人のように思えてくる。その健康さというか、健全さというのかが、私には時にすこしまぶしすぎるのだが。
23時頃、頃合を見計らっておいとまする。泊まっていく人もいたようだが、私は自転車を引きずって帰った。家ではTがビデオで「青春の蹉跌」という神代辰巳監督の映画を見ていた。石川達三原作の映画化。これも『妊娠小説』の一種です。若き日のショーケンが、世間と女に蹉跌する大学生を演じている。 寝る前に「古本道場」読了。角田光代が買っている古本の中で私も欲しいと思ったものは、辰巳浜子「手しおにかけた私の料理」。それにこの本がきっかけとなって永井龍男が再評価されることを切に願う。
・購入物:なし
・朝食:ごはん、チンゲン菜と卵の炒め物、ウィンナー、梅干カツオ、ワカメのみそ汁 昼食:モヤシ丼(合びきミンチとモヤシを炒めて酒、醤油、コチジャンで味付けして、水溶き片栗粉でとろみをつけたものをアツアツごはんにかけます。カンタンで旨い)、麦酒 夕食:友人宅で。タイカレーとか焼肉とかピザとかシーフードサラダとか麦酒とかワインとか焼酎とか。
|