昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
2005年05月04日(水) |
炎が天から降ってくる |
お休み2日目。水曜日。曜日の感覚がなくなってきた。毎日が土曜日のように感じる。それっていいこと?
朝はわりと早めに起きて、朝ごはんを食べて支度をして家を出る。今日はTの実家に遊びに行くことになった。これも急に決まったことで、予定外。日帰りにするつもりだったけれど、家を出るのが遅くなったので泊まらせてもらうことにする。電車に乗る前にキャトルセゾンで、母の日のプレゼントを買って行く。鍋つかみとショッピングバッグ。あと、昨日掘り出したてをすぐ茹でたタケノコと、京都の冨士酢(有名な酢らしい。高山なおみさんの本にも載っていた)、なんたらかんたらというメーカーのダシ醤油(昨日伯母が2本くれたうちの1本)もお土産にする。 大阪駅からJRの快速に乗ってエッチラオッチラ帰る。事故のことを考える。あれから心のどこかでずっと事故のことを考えていて、その茫漠とした無念さはなかなか消えることがない。
夜は、いろいろと御馳走をいただく。持っていったタケノコはすぐ天ぷらにしてくれた。昨日からなんだか食べ過ぎの感あり。 食後、近くでおこなわれる春祭りに行った。20時から花火が上がるというので陣取って待っていたんだけれど、神社の神事が延々と続き、待てど暮らせどいっこうに始まらず、結局21時まで待たされた。打ち上げ花火がパコーンパコーンと上がると、その手前を上り下りの新幹線がゴーッと走っていく。新幹線に乗っている人からもこの花火が見えるかな。花火が上がるたび火薬の匂いが立ち込めて、それが草の匂いと混ざって、夏みたいだった。 懐中電灯で足元を照らして、田んぼの脇をぶらぶら歩いて帰る。懐中電灯のスイッチを切ると、あたりは漆黒の闇で、蛙の声だけがグエログエロと聞こえる。昨日と今日で、蛙の声を久しぶりに聞いた。姿が見えないかと、電灯で田んぼを照らしてみたけれど、丸い灯りが行ったり来たりするだけで、何にもわからなかった。
菖蒲湯につかったあと、将棋を少しする。私は将棋が皆目わからないので、すぐ眠くなり、ひとり布団をかぶって先に寝た。寝床の中にいても、蛙の声が聞こえた。
・購入物:なし
・朝食:トースト、ブルーベリージャム、いちごジャム、珈琲、ヨーグルト 昼食:大阪駅前で。きつねうどん 夕食:豆ごはん、ヒレトンカツ、タケノコの天ぷら、タケノコのお吸い物、鯵のキズシ、イカと数の子の和え物、キャベツサラダ、トマト、麦酒
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