昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
2005年05月03日(火) |
まるで溶けそうなトロトロの天気だったよ |
今日から3連休。3日間ともカンカン照りのいい天気でよろしゅうございました。
お休み一日目、火曜日。 墓参りのついでに裏の山でタケノコほりをして、夕方からバーベキューしよう、と従兄弟から誘われたので、親戚の家に行った。親戚の家は母の実家で、京都の山奥。一旦実家に帰ってから弟の車でむかう。 本当なら今日は、シネ・ヌーヴォに「土本典昭フィルモグラフィー」を観に行って、映画1本を観た後、佐藤真と監督のトークショーを聞くつもりでいたのだが、従兄弟と会うのも久しぶりだしせっかくの誘いを断りきれなかった。車に乗っている時は、やっぱり佐藤真の話を聞いておきたかったなあと少し後悔したけれど、過ぎたことはもういい。
墓のある里山に着いたら、従兄弟は麦わら帽の中からタオルを垂らして、スコップ片手に竹やぶの中で奮闘中で、すでに何本かタケノコを掘り出しているらしかった。墓参りのついでのタケノコ掘りなのか、タケノコ掘りのついでの墓参りなのかわからない状態になっている。スコップを借りて私もエイエイとやってみるが、うまく根っこの部分からほりだせず、私の掘ったたけのこはみな下のところが割れていた。タケノコ堀りに飽きて(すぐ飽きる)、土遊びをする。しっとり濡れた土は触るとひんやり冷たくて気持ちいい。少しいじるとミミズやバッタ(みたいなやつ)、わけのわからん黒い虫が出てきたので、3歳か4歳になるらしい従兄弟の子どもの目の前に吊り下げて見せ、ワンワンと泣かせた。 掘ったタケノコは車に積んで親戚の家まで持って帰り、母や伯母たちと大鍋で茹でた。台所に糠の匂いが充満して、まるで米屋みたいだった。伯母の本棚を眺めたら料理の本が何冊かあり(伯母はかつて小学校の給食室で働いていて、料理がうまい)、持っていっていいと言うので小林カツ代のものを2冊と、暮しの手帖社から出ているお惣菜の本を1冊もらった。 従兄弟の子どもたち2人相手に、練習のつもりで「浦島太郎」を語ってみた。年寄りじいさんになってしまった浦島太郎の嘆きを少々大袈裟にやってみる。ふたりとも、おー感動した!、と言ってくれたけれど、嘘かまことかわからない。
夕方はやくから、庭でバーベキュー、というか、ただの焼肉。今日は車の運転はしなくていいので(弟がする)、たくさんビールを飲む。野菜をつまんでいたら、野菜なんか食べずに肉を食え、と伯父に言われ、枝豆をむしっていたら、そんなもんやめてこの機会にたくさん肉を食べなさい、と伯母にも言われ、普段よっぽど肉を食べてないと思われているようだ。久しぶりにレバーを食べたら動物の味がした。
日が沈んでから、宇治駅まで弟に送ってもらい、大阪に帰る。帰りの車内では佐伯一麦の「遠き山に日は落ちて」を読む、が、途中でコンコンと寝てしまう。 寝る前に、車の中でもかけていたフィッシュマンズを引き続き聴く。すばらしくナイスチョイスな瞬間。
・購入物:なし
・朝食:ごはん、ニラ卵、梅干、ジャコ、ほうじ茶 昼食:実家で。きつねうどん 夕食:焼肉(カルビ、ロース、タン塩、レバー、など肉いろいろ。と、カボチャ、玉ねぎ、キャベツ、ピーマン、椎茸、人参、アスパラガスなど野菜いろいろ。)、キムチ、麦酒たくさん、他にも枝豆とかスルメとかアイスクリームとかなんかごちゃごちゃと食べた。お腹いっぱい。
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