昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2005年04月19日(火) 奴の尻尾をつかまえろ

 午前6時すぎ起床。さっぱりと晴れてさわやかな火曜日。でも仕事はカツカツで、朝は神戸に直行、午前中いっぱい打ち合わせをして、午後からは会議(だらだらと長い)と、新バイトに仕事の説明(こいつがまた物分りが遅くてひと苦労)、夕方はWさんとの打ち合わせが急に入ったりなどして、初対面もふくめて多くの人と話したせいか、けっこうくたびれる。
 くたびれたところへもってきて、帰り支度をしているとNさんが「ちょっとアンタ、ちょっとちょっと!」と呼ぶからそばへ寄ってみたところ、「森進一と森晶子が離婚したんやて」とひそひそ声で言うので心底がっくりした。声をひそめて言うようなことか。それから、産経新聞に連載されている秋元康の小説が全然面白くないことについて話して帰る。面白くないどころか、稚拙で紋切り型の文章が鼻について、読んでて腹が立ってくる。だったら読まねばいいのだが。

 京橋の紀伊国屋に寄って、「i feel」の最新号と、気になっていた浅生ハルミンさんの「私は猫ストーカー」(イラストがかわいい!文章も飄々としてて好き)と、白洲正子の文庫を買って帰る。岩波文庫の新刊も欲しかったのだが持ち金乏しく、晩ごはん用の食料にあてるお金も残しておかねばならぬため、今日のところはあきらめる。
 モールの「百円市」で、ハムと豚肉とジャコ、トマトときゅうりを買う。

 夜、何気なくテレビをつけたらまた小林旭がでてきた。二日連続、小林旭。暑苦しい。那智勝浦でコンサートをしているところから中継放送。芸能活動50周年らしいが、けっこう細かい仕事をしているな。今日はメドレーで何曲か。「自動車ショー歌」も歌う。これを聞いてから寝るまで、ずっと頭の中で「自動車ショー歌」がまわっていた。こんな歌を口ずさんでいたら、悪い頭がよりいっそう悪くなりそうな感じがする。

 寝る前に、佐伯一麦の「川筋物語」を半分くらいまで読む。ていねいな自然描写をじっくり読んでいると時間がかかるのだが、それもまた良し。すっかりはまったかも。島村利正に通じる静けさがある。

・購入物:白洲正子「おとこ友達との会話」(新潮文庫)
     浅生ハルミン「私は猫ストーカー」(洋泉社)
     「i feel」2005年春号(紀伊国屋書店)

・朝食:トースト、ブルーベリージャム、珈琲、ヨーグルト
 昼食:お弁当(牛肉とゴボウの甘辛煮(昨夜の残り)、ゆで卵、ミニトマト、ピーマン炒め、ごはん)
 夕食:鰈の煮付け、サニーレタスとジャガイモのサラダ、人参とジャコのキンピラ、麦酒、ごはん


フクダ |MAIL

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