昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年10月20日(水) 空から小鳥が堕ちてくる

 今日は日帰りで東京に出張する、はずだったのだが、諸般の事情により急遽Nさんが行くことになり、私はいつもどおり出勤した。向こうで行う会議や打ち合わせは面倒だったけれど、東京に行くのはとても楽しみにしていたので、嬉しい半分がっかり半分、というところかな。

 午前中書類を持ってきてくれたN青年社長が、今日は早よ帰らなあきませんで、と言っていたので、へーそうなの、と思った程度で台風のことはあんまり気にしていなかったのだが、昼過ぎに心斎橋まで出かけた折にはザアザア降りの雨にあい、道には人気がほとんどなくて、ひょこっとのぞいた大丸も3時に閉店するらしく張り紙がしてあって、本当に台風がくるのだと思った。
 会社に戻ってきて午後3時半頃東京駅からNさんより、新幹線が動いていないからしばらくここで足止めだ、ワンカップもスルメも寿司もたんまり買ったしベンチも確保したし、電車が動くまでここでひとりで宴会だウシシシ、というような電話があった。その後もしばらく仕事をしていたのだが、早く帰れと上司に怒られたので、すごすごと帰途につく。地下街はほとんどの店が閉まっていて、暗ーい正月みたいだった。
 家で、ダシ醤油を作ったり、芋を煮たりしているとTより、電車賃がないから心斎橋まで金を持ってきてくれ、という、耳を疑うような、どうにもこうにもにわかには信じ難い電話があり、ものすごく嫌だったけれども豪雨の中、傘をさして出かけた。駅に行くまでの橋のところで下を見たら、水量の増した川がたいへんな勢いでゴウゴウと流れていて、暗くて様子が判然としないだけに余計に怖くて、今回の台風はもしかしたらヤバイかも、と思った。

 夜になって雨は止んだけれど、風がビョウビョウと吹いてきた。思潮社の「田村隆一詩集」を読む。パラパラめくっていたら、購入した当時のものと思われる1989年12月11日付けのアバンティブックセンターのレシートが挟まっていた。この本を買った時、自分がどういう状況で誰といて何を大切に思っていたか、いろいろと思い出して、感慨深かった。時間は流れたようで、案外留まっていたりするのかも。
 日記を書いて、午前2時頃就寝。

・購入物:なし

・朝食:レーズンとクルミのパン、クリームシチュー、珈琲
 昼食:お弁当(キャベツとソーセージのカレー炒め、蒸しカボチャ、ゴボウのキンピラ、ごはん、蜜柑)
 夕食:焼秋刀魚、湯豆腐、サツマイモの味噌煮、ごはん、麦酒


フクダ |MAIL

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