昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
朝、出かけようとしていたら町内会長さんが、敬老の日に我が班のお年寄りに渡す記念品をエイコラと抱えて持ってきた。70歳台の人には石鹸とお菓子、80歳台の人には石鹸とお菓子と洗剤、90歳以上の人には石鹸とお菓子と洗剤と布団を組み合わせてあげるのだそうだ。90歳の人に布団をあげる、ということがどういう意味を持つのか考えると何だか複雑だ。ウチの班にひとりだけいるあの90歳のオバアチャンは、この辺りの塾通いで疲れている小学生よりもよっぽど元気なので、少なく見積もってもあと10年は生きるとして、その間毎年布団をもらい続けたら家中布団だらけになって、そのうち布団屋ができるんではなかろうか。 これは18日から敬老の日までの間に渡すのだそうで、とりあえず預かっておく。大きい紙袋と布団を置いたら、ただでさえ狭い部屋がいっそう狭くなった。
昼休みにセール中の器屋さんに行って、砥部焼の多用鉢とこっぽりしたお皿を2枚買った。砥部焼はぷっくりと丸みのある形と少々手荒く扱っても割れたり欠けたりしにくい丈夫なところが大好きだ。料理が少々モンダイアリでも、器が美しいとそれなりのものに見える。これに何を作って盛ろうかなあ、と考えるだけでも楽しみ楽しみ。
終業後は、会社から家までの帰り道に寄ることの出来うる古本屋を自転車でクルクルとまわった。小川洋子の文庫を100円で買い集めるためだったのだが、うまく見つけられなかった。簡単に手に入ると思っていたのにおかしいな。しかし、竹西寛子や近藤富枝の本がまた見つかったし、まあよかったと思うことにしよう。これでしばらく本を買うのはお休みにしよう。いくらんなんでも買いすぎだ。 それからブックオフとかあの類の店に行くと、今巷で流行っていると思われるようなわけのわからん妙チクリンでヘタクソな音楽が流れてきて、容赦なく聞かされるのがなんともかんとも公害だ。何とかならんのか。
夜は、家にあった小川洋子の「シュガータイム」を読み返す。この小説好きだ。好きな理由はいろいろあるが、やっぱり食べ物がいっぱい出てくるところがいいし、食べものも食べるという行為も時にグロテスクなものだなあと、思わせられるところもいい。あと、野球を観に行くシーンがあるのも好きだ、ちょっぴり哀しいけれど。
・購入物:アンリ・ピエール・ロシェ「恋のエチュード」(角川文庫) 近藤富枝「信濃追分文学譜」(中公文庫) 竹西寛子「管絃祭」(中公文庫)「続・ひとつとや」(毎日新聞社)全部古書
・朝食:長ネギとハムのチャーハン、カボチャの味噌汁 昼食:ノリカラサンド、珈琲 夕食:焼サンマ、白菜と豚肉の重ね蒸し、豆腐と揚げの味噌汁、コンニャクステーキ、麦酒、ごはん
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