昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
現実から目を背け、今日は雑用を片づけてしまおうと外回りに出る。春みたいに暖かく気持ちが良くてどこまでも歩けるような気がして、どんどん歩を進めていると、気がついたら難波から中津まで来ていた。 結局、しんどい仕事は全部来週にまわしてしまった。これが自分の首を締めることになるとわかっていながら、何でも先延ばしにしてしまう。とりあえず置いとこう、それも見えないところに、という感じ。 地下鉄に乗ればすぐなのにわざわざ難波から中津まで歩いたのだって、要するに逃げているのだ。どうせ逃げ切れはしないのに。崖っぷちぎりぎりまで追い込まれないと何もできない。このやり方をどこまで続けるのか知らないが(多分どこまでも続けるだろう)、いつか何もかもどうでもよくなって、崖から下へと飛び込んじゃうのかもしれない。
歩いている間に裁判所近くの古本屋さんに立ち寄り、何となく探していた田山花袋の「時は過ぎゆく」を見つけた。300円。時代の波にさらわれてだんだん没落してゆく一家を描いた小説。こんなんばっかり読んでるからダメなんだろうか。
晩ご飯を作っていたら大学生の女の子から電話があった。私は関西の有名大学在籍中の某と申しますが家庭教師をさせていただけませんか、と言う。欲しいものは数々あれども家庭教師はいらないわ、さすがに。まあ間違い電話だったのだが、「有名大学在籍」などと自分を紹介する奴に子どもの家庭教師をしてもらおうと思う人がいるんだろうか。いるんだろうなあ。とほほ。
・購入物:田山花袋「時は過ぎゆく」(岩波文庫)古書
・朝食:フランスパン、ハムサラダ、珈琲 昼食:お弁当(ほうれん草のおひたし、サンマ、海苔の佃煮、玄米ご飯) 夕食:大根と人参と白菜と豚肉の重ねて蒸したもの(残った野菜の始末に困って作った投げやり料理)、サツマイモの味噌汁、レタスサラダ、玄米ご飯
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