昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2003年11月25日(火) 古山高麗雄

 今朝は少しまだ雨が残っていたけど、お昼までにはすっかり止んだ。
 なんとなく思い立って、久々にヒールのある靴を履いた。そんな日にかぎって、御堂筋を梅田から心斎橋近くまで歩いて往復するような事態に立ち至り、ものすごくくたびれた。慣れないことをしなければよかった。

 ここ数日、まともな本屋さんへ行ってなかったので、帰りに嬉々として堂島のジュンク堂に行った。今日はあんまり買う本はなかったけれども、夜の店内はわりと空いていて、静かな場所で本に囲まれているだけで、とても落ち着く。
 文楽の本をいろいろ立ち読みしてから、地下の喫茶店で本を読む。
 昨夜から古山高麗雄の「風景のない旅」(中公文庫)を読んでいる。なんで家にこの本があったのかわからないが、昨日本棚の奥からひょっこりと出てきたのだ。多分、ロシアをはじめヨーロッパ各地を訪れた旅日記、という裏表紙の文章に惹かれて、どこかの古本屋さんで買っておいたのだろう。よくやった、と自分をほめてあげたいくらい、とても面白い。これでまた、古本屋さんで古山高麗雄を探す、という新たな人生の目標ができた。

 鍋をつつきながら、ニュースステーションを観る。大江健三郎が出ていた。大江健三郎は、「じゃりんこチエ」のテツの先生(名前忘れた、花井先生だったかなあ)に似ている。

・購入物:堀江敏幸「魔法の石板」(青土社)
     人間講座テキスト 森まゆみ「こんにちは一葉さん」

・朝食:ご飯、野菜豚汁、里芋の煮物、のり
 昼食:ピロシキ、メロンパン、野菜ジュース
 夕食:寄せ鍋、麦酒


フクダ |MAIL

My追加