昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2003年11月24日(月) 読書三昧

 午前9時頃に目は覚ましたものの、ヌクヌクの布団の中から出られなくて、リモコンでデッキを遠隔操作して音楽を聞きまくる。CDを入れ替える以外は微動だにせず、ジッと聴いているうちにまた寝てしまい、次に起きた時はもう11時だった。

 大根、人参、ゴボウ、エリンギ、コンニャク、里芋、豚肉、豆腐、ネギ、などを入れた「野菜豚汁」を作る。これからの季節は、この汁と、あとは魚でもペッと焼いて、炊き立てのご飯があれば、他には何もいらないなあ。あ、何もいらないいうのはウソだ、他にもいろいろ食べたいけど、この献立はそう思えるくらいおいしいということだ、などとくどくど考えながらちまちまお惣菜を作る。
 そんなことをしてたら雨がザーザー降ってきた。

 寝そべって読書。
 全集を買ってすっかり安心し、本棚におさめたままになっていた島村利正の短編を何編か読んで、深いため息をつく。このため息は感嘆のため息だ、もちろん。端正だなあ、実に端正な文章だ、と思う。
 あと、牧野信一の短編もいくつか読む。何が何だかようわからんものもあるが、時折、へえっ、とびっくりするくらい面白いというか変わっているというか、斬新な表現や展開があって、読み出したらなかなか止められない。
 それから、スムース文庫の「借家と古本」を読んでいたら古山高麗雄が急に気になって本棚を探索、3冊ほど探しあて、ペラペラめくっていたらもう面白くて面白くて、夢中になってしまった。
 そんなことをしてたらあっという間に一日が終わった。楽しい時間のたつのは早いもんだなあ。

・購入物:なし

・朝食:目玉焼きトースト、ハムとチーズ、珈琲
 昼食:りんご
 夕食:鯛の刺身、野菜豚汁、里芋と小松菜の煮物、ニラのピリ辛ゴマ和え、ご飯


フクダ |MAIL

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