昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
久しぶりに実家へ帰る。 京都行きの電車はとても混んでいる。ガイドブックを持っている人も多い。今日の天気は晴れたり曇ったり雨が降ったりとバリエーション豊かで、紅葉を見るにはイマイチだろうな。
母親に頼まれていた夏目漱石の本、「彼岸過迄」と「草枕」と「明暗」を持って帰る。母は、今読んでいる本を読み終わったら早速読むわ、と言って喜び、今読んでいるのはこれ、と志賀直哉の「暗夜行路」を見せた。急に文学開眼したなあ、この人。
コタツに入って母といろいろ話す。先日の選挙のこと、昨日のナイトスクープについて、高橋尚子の「失速」のことについて、バレーボールのことについて、など。バレーボールは、わけのわからんタレントを出すのは百歩譲って許すとしても、放送の残り時間で後の展開がわかってしまうのが致命的だねえ、と母は怒っていた。それから、梅宮アンナの子どもはかわいいなあ、と言い出したのでびっくりした。大抵の話題にはついていけるつもりだが、梅宮アンナの子どものことについては全く語れない。
行き帰りの電車の中で「家族会議」を読了した。とうとう最後まで面白くなかった。主人公の心の動きがどうにもこうにも理解できない。それと、「女」を「家」と結びつけて考えているのが気に入らない。ケチくさい奴だ。
・購入物:なし
・朝、昼食:カレースパゲティ、ブロッコリーのサラダ、珈琲 夕食:実家にて、ハモと鱈の寄せ鍋、ベビーリーフのサラダ、麦酒
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