昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
| 2003年10月15日(水) |
本当に、アホは風邪をひかないのだろうか |
風邪が流行っているのかしら、身の回りを見渡せば、咳をしている人、鼻水をすすっている人、頭痛を訴える人が多く、熱があってふらつきますのでなどと言って膨大な量の仕事を残して早退する人まででてきた。気がつけば、元気なのは私だけ、という状態。私も風邪うつされるかもなあ、と言ってたら、「アンタは大丈夫。アホは風邪ひかへんから」とNさんに笑われた。ああ、それ絶対言われると思ったよ、この会話はきっと毎年してると思う。
中央郵便局に寄った帰りに、第3ビルのチケットショップでトリュフォーの特集上映前売り5回券を買う。計画では「柔らかい肌」と「恋のエチュード」は必ず行って、後は、この映画を観ずに一体何を観るというのだ、とTに常日頃言われている「突然炎のごとく」も観るつもり。 家に帰って買ってきた前売り券とチラシをTに見せたら、トリュフォーの映画についてまたいろいろと語り始めた。この人に手塚治虫と黒沢明とトリュフォーのことを語らせると、水を得た魚のように滔々と話してくれるのだが、聞いているほうは段々集中力がなくなって、そのうち飽きてくる。今日もちょっぴりウトウト眠ってしまい、チョット聞いてんの、とたたき起こされて、高校時代の授業中の居眠りを思い出した。
チケットショップの近くにあった古本屋さんで、永井龍男の随筆2冊を買った。それと、開高健が編んでいる、明治から昭和の文学者や画家に捧げられた弔辞を集めた「弔辞大全」という文庫本を百円で買った。宇野浩二に捧げる広津和郎の弔辞が読める。 そう言えば私だって、宇野浩二や広津和郎のことを語り出すと止まらないんだった、まあ、どっちもどっちと言うことか。
・購入物:永井龍男「カレンダーの余白」「へっぽこ先生、その他」(講談社文芸文庫) 開高健・編「神とともに行け・弔辞大全2」(新潮文庫) いずれも古書 「フランソワ・トリュフォー特集上映」前売り5回券
・朝食:茄子と玉ねぎのカレーライス 昼食:ポテトサンド、クロワッサン、牛乳 夕食:外食(焼きそば、サラダ、生麦酒)
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