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2003年08月06日(水) おいしいお酒とは

 レイトショウで「シティ・オブ・ゴット」を観に行くつもりだったのだけど、結局仕事が終わらなくて行けなかった。楽しみにしてたのになあ、残念。
 意気消沈。仕方がないので、古本を買って、ビールを飲んで帰る。

 酒は、一日ゴロゴロしていた日に飲んでもあまりおいしくない。汗を流して働いたり、頭をつかって勉強したり、何かちょっとでもがんばった日に飲むのがおいしい。
 って、おじいちゃんが言っていた。
 ビールを飲みながら考えたこと。おじいちゃんは一日畑仕事をして、野球を観てお酒を飲むのが好きで、いわゆる学のある人ではなかったけれど、どこかから借りてきたような言葉は一切使わなかったな、と思った。当時は何も気がつかなかったけれど、今ならもっといろいろ聞きたいことがあったなあ、と思った。

 中学の時の夏休み、クラブから大汗をかいて帰ってきた私に、おじいちゃんは初めてビールを飲ませてくれた。脳天から花が咲いたかと思ったほどおいしかった。こんなにおいしい飲み物が世の中にあったなんて。
 思いかえせば、野球の楽しさとお酒のおいしさというような重要なことを、おじいちゃんは教えてくれたのだ。
 
 今日も、私にしてはまあがんばって働いたので、おいしいビールが飲めたと思います。

・購入物:桐生悠々「畜生道の地球」(中公文庫)古書

・朝食:チキンサンド、珈琲
 昼食:高菜おにぎり、野菜味噌汁
 夕食:外食(にぎり寿司、麦酒)


フクダ |MAIL

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