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2003年06月24日(火) 私はひねる人

 一晩寝たら風邪はウソのように治った。この回復の速さには自分でも恐れ入る。

 今日のお昼は打ち合わせを兼ねてホテルで会食。フランス料理(みたいなもの)を食べた。凝ってはいるが、特にどうということはない。冷えた麦酒が一番おいしかった。私のようなものには、フランス料理など食べさせる甲斐がないだろうなあ。

 割引券を使って、曽我部恵一の「瞬間と永遠」を買って帰る。欲しいから買うのか、割引券があるから買うのかいまいち判然としないけど。
 帰りのバスでは文芸春秋の「本の話」をパラパラ読む。
 先月号から中野翠の「世の中には2種類の人間がいる」(だったかな?)という連載が始まっていて、今月号は「(短歌を)うたう人と(俳句を)ひねる人」というテーマ。中野翠は、自分は「ひねる人」だ、と書いている。ふむふむ私も「ひねる人」だな、と思う。あんまりうまくひねれないけど。短歌は長くてめんどくさい。
 あと「平井堅の大きな古時計の歌い上げぶりに酔える人と酔えない人」というのもあって、中野翠は酔えない、と言っている。そりゃそうだろう、酔えるわけないわ。

 夜からすごい雨が降る。もう少し風があったら羅生門のような雨になっただろう。蚊取り線香をたいて、寝た。

・購入物:山田稔「太陽の門をくぐって」(編集工房ノア)
     池澤夏樹「新世紀へようこそ2 世界のために涙せよ」(光文社)
     中条省平「フランス映画史の誘惑」(集英社新書)
     高見澤潤子「のらくろひとりぼっち」(光人社NF文庫)
     曽我部恵一「瞬間と永遠」=CD

・朝食:トースト、オムレツ、珈琲
 昼食:外食(野菜の冷製スープ、鯛のなんとか風、パン、麦酒、珈琲)
 夕食:豚とチンゲンサイのキムチ炒め、豆腐とキノコの味噌汁、高野豆腐の含め煮、玄米ご飯

 


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