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2003年06月08日(日) チェーホフの手紙

 朝、Tのお母さんが送ってくれた荷物が届く。
 手作りの紫蘇ジュースや野菜などとともに、麦酒1ケースも。ありがとうございます。麦酒は私がほとんど飲んでしまいそうですが。

 午後から自転車をチャリチャリとこいで、陶器市に行く。暑い。6月からこれじゃ先が思いやられるなあ。
 会場内を3周して、有田焼のカップ&ソーサーを2客と、何焼かしらないけど青の縞柄が気に入ったお皿を2枚、値切って買った。それぞれ100円づつまけてくれた。
 
 Tが行きたいというので、少しだけ図書館にも寄る。今日は4冊借りる。
 山田稔「シネマのある風景」、日野啓三「流砂の声」、町田康「テースト・オブ・苦虫」、明治の文学「近松秋江・正宗白鳥・岩野泡鳴」。
 一旦家に収穫を置きに帰り、昼寝をしてから、晩ご飯を食べにでかけた。

 佐藤春夫の「退屈読本」を読んでいたら、チェーホフの手紙を引用している箇所があり、それがとてもよい。どうしてもチェーホフの手紙がまとめて読みたい。新刊ででているのは有名な戯曲ばかりだし、小説や手紙など少ししか読めないじゃないか。
 立腹しながら古本屋さんの棚をみていたら、中央公論社から出ている「チェーホフ全集16書簡」が一冊、私を待っていたかのように見つかった。佐藤春夫の引用箇所(ゴーリキイへの手紙)もきっちり収録されている。すばらしい。

・購入物:陶器市にて、カップ&ソーサー、お皿
     J・Gバラード「夢幻会社」(創元SF文庫)
     森銑三「明治人物閑話」(中公文庫)
     「チェーホフ全集16巻 書簡」(中央公論社)
     保坂和志「プレーンソング」「草の上の朝食」(中公文庫) すべて古書

・朝、昼食:トースト、コロッケ、珈琲
 夕食:外食、特製ランチ(ハンバーグ、エビフライ、サラダ)、麦酒


フクダ |MAIL

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