やっぱ、あきまへんな。
メッセでサトシに問う。 言葉を変えて何度も問う。
「ワタシはいてもいいの?」 「ワタシは消えなくてもいいの?」
サトシの態度がどんどん冷たくなっていくのが 画面の向こうから伝わってくる。
恐る恐る聞いた。
「鬱陶しい?」――――毎日同じ事言うてるからな。
イタタ・・・ 「もっと嫌われる前に寝るわ」と落ちた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
サトシがお酒を飲みながら、ワタシに話してくれたこと。 色んな事があって、もう一度「あすみにいて欲しい」と思ってくれたのに・・・ 必要だと言ってくれたのに・・・
ワタシは自ら壊してしまったようだ。
サトシのいう「あすみにいて欲しい」は よりを戻すと言うことではないんだ。 自分に「もう元に戻ることはない」と言い聞かせてはいたが・・・
違う違う! 何カッコつけてるねん!
ワタシはサトシの気持ちを確かめたかった。 ワタシのところに戻ってきて欲しかった。 もう一度ワタシのこと好きになってもらいたかった。
「あすみ、好きだよ」
嘘でもイイからそう言ってって思ったけど 嘘じゃイヤなんだ。
サトシが欲しいよ。
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