人生五十年だった時代なら 26歳のわたしはすでに人生の半分を終えたことになる。 けれど現代に生きるわたしの人生は たぶんあと50年以上続くだろう。
わたしの人生はまだ始まったばかりだ。 歴史上の人物の一生以上の時間がわたしにはある。
ずっと中途半端だった自分の目指すもの。 やっと輪郭が見えてきた。
おぼろげでもいい。 途中で形が変わってもいい。 タブーなんてきっとない。
今までの数え切れないほどの選択がすべて正しかったとは思わない。 けれど、そのときのわたしにはまわり道が必要だっただけのこと。
わたしはこれから進んでいくんだ。
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