LOVE ME

2004年08月29日(日)  真意


いつのまにか一緒にいる時間がふえて
隣りを歩くことが当たり前のようになった。

わたしの頬や腕にふれる手には迷いがなくて
それはわたしを女として見ていない証のようで
なんだかとても哀しくなる。

当たり前のように近くにいるわたしたち。
まわりにはどう映っているんだろう。

アイツは彼女のことが大切で大切でたまらないのだと
誰かが話しているのを聞いた。
みんなそれを知っているから
わたしたちがこうしていてもあえて噂にはならないのかな。

「あれが、彼女」

そんなこと報告しなくたっていいじゃない。
オトナの顔、してられなくなっちゃうじゃない。


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