Daily Journel@M403



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2004年10月31日(日)    瞬く間に10月も終わり・・・

またまた日記の更新に間があいてしまいました。

明け方頃、遠くの方で雷鳴がして目が覚めました。
春雷のような、遠くで微かにゴロゴロという音。
朝になったら、雨が上がろうとしていて、お昼にかけて段々と気温が
上がっていくにつれ、なんだか少しホッとしました。

明け方の雷の音は、秋の終わりを伝えているかのようでした。
そういえば、一昨日、真夜中に夜泣きした息子を抱いてべランダに出たら、
空には明るい月が出ていて、息子の顔を明るく照らし出していました。
満月前夜の明るい月夜であるにもかかわらず、東南の空にはオリオン座と
シリウス、そして冬の大三角形が月に負けじと明るく輝いていました。
いつのかにか、空には冬の星座が登場していたのですね。

雨続きの10月が、もう終わろうとしています。
秋晴れの日が少ない秋で残念だったなー、などと呑気なことも
言ってられない1ヶ月でした。
台風による水害、新潟中越地震による震災、など。

被災された地域の皆々様には、心よりお見舞い申し上げます。
テレビを見るたびに、何かしないではいられない気持ちになりますが、
さりとて今は身動きの取れない身。
せめてものと気持ちばかり、郵便局で義援金を送金してきました。
わずかながらのお金しか出せないことを、もどかしく思いつつ。
でも、何もアクションしないよりはマシと信じて。

それにしても、
今年の夏は異常なほどの猛暑で、つづく秋はとにかく災害続き。
はてさて、この調子だと、今年は豪雪に厳寒の冬となるのでしょうか。
本格的な寒さが訪れる前に、少しでも1日でも早く、被災地の方々の
生活が元通りの平常さを取り戻すことをお祈り申し上げます。



明日から、いよいよ11月。
季節は晩秋へ移り変わり、冬も目前。
もうすぐ息子が生まれて1年が経とうとしています。早いなぁ。

30余年生きてきた中で、私にとって忘れられない激動の1年でした。
身も心も、かなり変化しましたよ。
自分では良い方に変化したと思っているのですが。(笑)

以前は、子供を持ったらマイナスの方に変化する気がしていたのに、
そんな勝手な推測は見事に外れて、マイナスどころかプラスに変化した
気がします。デメリットよりも、断然メリットの方が大!です。
なんでデメリットの方が多そうだなんて思い込んでいたのでしょう。
勿体ない、お馬鹿な思い込みをしていた自分が情けない。
こんなことなら、もっと早く体験しておけばよかったと反省しきり。

母になって、以前より人として女性として強くなった自分を感じます。
まだまだ新米母1年生ですけれど、でも確実に一歩前に前進したという
確かな手応えを感じています。
母という新たな面の増えた今の自分が、以前の自分よりも好きです。
決して模範的に立ち回れているわけではなくて、毎日あっぷあっぷで
いっぱいいっぱいな状態なのですが、自分なりに頑張っていると思う。
100点満点な母親でなくてもいいんだ、ということを、息子から
学ばせてもらってます。出来のいい母よりも、不器用ながらも精一杯に
愛してくれる母の方がいいんですね。当たり前か。(笑)

どうも、ここのところ、落ち着いて自分自身を見つめ直したり、
日々の生活を振り返る余力がなくなっていました。
息子が生まれてから続けていた育児日記も、満10ヶ月を過ぎた頃に
パタリとつけなくなってしまいました。
仮に時間があってPCに向かっても、どうにも気持ちが向かず、
日記を書く気になれなかったのです。不思議。

だからといって、育児をおざなりにしているというのとは違う。
そうではなくて、もうキッチリと記録を残すことが大事な時期は過ぎて、
もっと目の前のこと、そして少し先のことを見つめる方が大切な時期に
差し掛かってきたということなのだろうと思う。

少しのことで不安になって過去の記録を振り返っては、これまでの歩みを
いちいち確認しなくても大丈夫、もう少しくらいイレギュラーなことが
あっても鷹揚に構えて、しっかり前を向いて対処していける、
ということなのでしょうか。
少しは力がついてきたのかな。
うん、きっとそうだな。そうだといいなと思っています。



肝心の息子は、この週末は軽い鼻風邪。
でも熱はありません。先週末に会った従姉の鼻風邪がうつったかな?
急に寒くなってきたせいか、夫も少し体調不調。
なので、国立のお祭りを見に出かけるのは中止としました。
残念ですが、また来年。季節もお祭りも再び巡ってくることですし。

代わりに、近所へのお散歩がてら、最近出来たばかりの新築マンションを
見学をして(=冷やかして・笑)帰ってきました。

といっても、当面、買替え・住替えの予定はありません。全く。
ただ、10〜15年くらい先の、そう遠くない未来に可能性があるかも
しれないので、今から少しずつ勉強がてら見学させてもらっています。

出来上がったばかりのピカピカのマンションを見せてもらいつつ、
我が家のこれからの家族計画や、お互いの親の老後のこととか、
色々なことを考えます。
一体どういう生活スタイルがいいんだろう?
間取りや広さを実際に見ながら、シュミレーションしています。
そもそも、マンションがいいのか、戸建てがいいのか。

私達の答は一朝一夕には決して出ないけれど、今の我が家が私達にとって
ひょっとしたら終の棲家ではないのかもしれないと予感しています。
ま、それもこれも、これからの流れ次第なのですけれど。

いつか自分の親や夫の親と一緒に住んだり(或いは近くに住んだり)する
日が来たりするのかな? その時、我が家の子供は何人になっていて、
私は毎日どんな生活を送っているんだろう??

なんにせよ、きっと今と同じように自分なりに一生懸命頑張ってやって
いるだろうとは思うのですが。
そんなそう遠くない将来のことを想像しながらモデルルームを見学する
というのは、これはこれでなかなか楽しい作業です。(笑)



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