Daily Journel@M403



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2003年10月22日(水)    自分の撮った写真で遊ぶ

特に体調が悪いわけでも何でもないのだけど、今週は日曜日からなんとな〜く
家の中に引きこもりがち。のんびりと過ごしています。

とはいえ、月曜は習い事に、習い事仲間との昼食、そして通院。
火曜は友達が家に遊びに来てくれて、木曜は自由が丘までお出かけの予定。
正確な表現としては、Netには殆ど接続しないでオフライン状態という意味で
引きこもり中ですね。(笑)
実際、今日の分を含め、日記を書いてるのは週も終わりかけの金曜ですし。
今週の私、家にいる時間は、パソコンを立ち上げてもNetには殆ど繋がず、
他のことをしていました。

実は、最近、Photoshopを使って素敵な写真ハガキなどの印刷物を作る方法を
説明した 素敵な本 を買いました。
で、見ているだけでも楽しい本なのですが、折角だから本を参考に、
この一年程で撮り貯めた写真をスキャナで取り込んでPhotoshopで加工し、
出来上がったものを新しいプリンターで印刷。

これが、実際にやり始めてみると結構楽しくて!
ほんのちょっと白いフチがあるかないかの差なのに、フチがあるのとないのとでは
全然違って見えるものなんですね!
「いや〜ん、フチ無し印刷って素敵〜♪」と、急にホームプリントに目覚め
既にハマッています。夢中になると止まらない性格なのです。(笑)

 

もともと葉書やカードを印刷するのって、好きな作業です。
年賀状を作るのも大好きだし、自分の性分に合っている遊びなのでしょう。
新しいプリンターと本のお陰で、ようやく自分で撮った写真を使って遊べる
ようになりました。

というのも、今まで使っていたカラープリンターは、基本的にKin-chanの
パソコンに直付けされていたので、私のパソコンからは印刷できず・・・・・
そういう不便さもあって、折角撮った写真も自分のパソコンのモニターで
見る程度でした。

だけど、写真講座に通っていた頃から、講座の先生に言われていたのです。
「ただ撮りっ放しにするのではなく、何かの形にすることも大事だよ。」と。

枚数を沢山撮ることで写真の腕前も確実に上達するけれど、
自分の撮った写真を何らかの目に見える形(=作品)に加工して、誰かに
見せたりすることで分かること、見えてくることや感じることもある。

一眼レフで写真を撮り始めて1年以上が経ち、撮影した写真の枚数も貯まって
きたので、そろそろ何かの形にして遊んでみるのもいいかな〜と思っていた
ところに、プリンターも一新。
加えて、参考になりそうな本にも出会えたので、「今だ!今しかない!」と
ここぞとばかりにチャレンジしてみたわけです。

丹頂ちゃんが生まれる前の、自分で自由に使える時間があるうちに、せめて
ノウハウだけでも身に付けておきたかったのです。産後のバタバタした生活の
中で一から試すのは無理だろうから、今のうちに練習しておいて、いつでも
気軽に印刷できる体制にしておきたい。そんな思惑もあったして。(笑)

お陰で、新しいプリンターに添付されていた便利系ソフトの使い方も、
だいたい把握できて使えるようになったので、きっと年賀状の印刷なんかも
バッチリできちゃうんじゃないかな〜と思います。
まだ10月なのに来年の年賀状だなんて、なんとも気の早い話ですが(笑)、
12月上旬で生活がガラリと変わる予定の身としては、年末年始のことは
前倒しで進めていくしかないというわけです。

↓一番左の写真は、今年8月の青森旅行で撮った青池の写真。
  



自分の撮った写真を、作品という目に見える形にする。

写真展を開くとか写真集を作るとかいった大掛かりなものでなくても、
何らかの形にして人の目に触れるようにすることは大切だなと思います。
それは写真に限らず、手芸や料理やお花や歌なんかでも同じでしょう。
何かの形で発表するという行為が、自己表現につながるのですよね。
仕事でも趣味でも一緒。

夫であるKin-chanは、年に1回サークルでカレンダーを作っています。
今年も、8月には写真の選定を終え、来年のカレンダー用の写真を提出済。
例年どおり、11月末には印刷されたカレンダーの束が我が家にドカッと届く
ことでしょう。今年のカレンダーでは、冬の写真で1月を飾りましたが、
来年は夏の写真で8月を飾る予定です。

現状の彼にとって、自分の写真を作品化することは、せいぜいこの年に一度の
カレンダー製作くらいしかありません。
年間で撮影している枚数に比較すると、形にされない写真の枚数が多すぎる
ような気もします。撮りすぎと言いたいのではなく、作品にする機会が
少なすぎるという印象なのですが、パワー的に致し方ないのかな。
折角撮った写真を、もっと人の目に触れる形にできるといいのですが・・・。

対する私の場合は、プライベートなHPの中で公開する程度。
リバーサルフィルムで撮っていると、基本的に紙焼きはしません。
今までは、上で述べたような環境的不自由さもあって、自宅のプリンターで
印刷するということも殆どありませんでした。
なので、フィルムのままライトボックスに載せてルーペで見るか、スキャンした
写真をパソコンのモニター越しに見るか、のどちらかでした。

で、今回ハガキなどの紙に印刷してみて感じたのは、
やはり印刷すると、パソコンの画面で見るのとは違った見え方をします。
ハガキサイズの小さなスペースに、1つの完結した空間が作り出される感じ。
小さいながらも作品になるのです。

色の表現性にしても、パソコンのモニターで見るのとは桁違いです。
家庭用カラープリンターの印刷やインクの性能が、ここまで向上したとは!
デジカメ+カラープリンターというスタイルが流行るのにも頷けます。
簡単お手軽で、しかも楽しい。なるほどね〜。



実は、私の小さくてささやかな夢の1つに、
いつか自分やKin-chanの写真を使って自家製カレンダーを作ってみたい
というのがある。その気にさえなれば実現できそうな、ささやかな夢。

一番最初にそう思ったのは、結婚式の準備をしていた頃。
まだ自分では簡単な写真しか撮らなかった頃で、最初は Kin-chan の写真を
使って、何かの形にしたいと思いました。
披露宴の引き出物の一品として製作できないか、検討もしたんです。(笑)
でも、当時は機材もなくてノウハウも少なかったし、仮に作れたとしても
コスト的に折り合いがつかずに断念。

そして今。
こうしてお手軽に、かつ、ストレスを感じない速度で綺麗に写真が印刷できて
しまう環境が整ってしまって、正直ビックリしてしまいます。
あぁ、この状況があと5年早く訪れていたら、自家製で印刷したカレンダーを
配ることも可能だったのかな?とか思ったり。

でも、ここで大切なことを見逃してはいけないのです。
そうした作品作りにおいて最も手間と時間がかかるのは、ずばり使用する写真
の選定じゃないでしょうか。「まずコンテンツありき」なんですよねぇ。
そして、これが実際に印刷作業に取りかかるより面倒で手間なんです。
たぶん。(笑)

というわけで、自分の写真を使ったオリジナルな自家製カレンダーを、
Photoshopを使ってデザインし少数部数を印刷するためのノウハウと環境は
整ったものの、肝心の写真を選ばないことには先に進まないのでした。

さすがに今年は、夫婦ともどもパワー的に無理かなぁと思うので、
念願のオリジナルカレンダー製作は、来年以降のお楽しみに取っておこう〜と
思っています。でも、個人的な主義として、自分の子供の写真だけで構成された
カレンダーは作らないだろうとは思いますが・・・(苦笑)



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