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2003年09月07日(日)    おうちモードの週末&マッサージ

昔の私は・・・・・
とにかく、週末となると、どこぞに出かけて行くのが楽しみだったのに、
最近(というか、結婚してから?)は、すっかりおうちモード

ま、これに関しては、完全に相方の Kin-chan の影響大なのですが〜。(笑)
最初の1年くらいは、それこそ「えっ?!今日も家で過ごすの?!」と
ブーイングの週末が続き、文句タラタラ〜なことも多かったのに、
最近はすっかり慣れっこ。今では、よっぽど前もって計画した旅行以外、
とりたてて出かけることもなく過ごす週末の方が多いくらいです。

彼のペースに慣れてみれば、家でノンビリ過ごすのも満更悪くない。
月に2回程度(=隔週ペース)、それも土日のうちのどちらか一日だけ、
何処かに行けたらそれで十分!な感覚になってきました。
出かけるのも、近場で全然OK。

というわけで、今週末も、どこにも出かけない2日間でした。
まぁ、最近の私の場合、だいぶお腹が大きくなってきて、体のバランスが
非常に取りにくい。故に、外に出かけるのが段々と億劫になってきた
っていうのもありますけれど・・・。(汗)

で、昨日=土曜日は、家の中の荷物整理。
ベッドシーツなどの大物も洗濯して、お昼を食べてからは、リビングの
簡単な模様替えなど。(テレビの台を変更するとか)
午後から急に暑くなって、後半は汗だくになってしまったけれど、お陰で
家の中はだいぶ居心地よく&気持ちよい環境になりました。(ふぅ〜)

そして、今日=日曜日は・・・・・
朝から Kin-chan の体調が芳しくなく、家で静かに休んでいた一日。
本当は、夕方から新橋(汐留辺り)に行って、私の大学時代のテニス友達と
一緒に食事をする予定だったのですが、急遽キャンセル。

Kin-chan は「おいらは大丈夫だから、行ってきていいよ」と言うけれど、
どうもその言葉の調子に一抹の不安が・・・。
なんとなく、今日ばかりは彼を一人にして出かける気になれず・・・うぅむ。
幸い、約束相手は非常に気心の知れた友達だったので、約束の時間の
1時間半前に電話して、来週15(祝)の夜に変更してもらいました。



その後は、夫のために(妊娠後は珍しく)色々と奮闘。(笑)

まずは、夕方近くなってから軽くマッサージすること30分。
どうも体が冷えきってるな〜と思ったので、買い物に出る前に足湯の準備。

47度と、かなり熱めのお湯に足を浸けること20分ばかり。
同時に熱いルイボスティーも飲んでもらって、汗をかいてもらいます。
時間がかかったけれど、ようやく全身の毛穴から汗が吹き出てきて、彼の
表情もほころんできたところで終了。
体を冷やさないよう、すぐさま服を着替えてもらって、ベットへ移動。
頭と肩のあたりをほんの5分程度軽くほぐして、暫しお休みいただきます。

その間、近所に買い物に行ってから夕食の準備を。
身も心も弱っている時には、シンプルで滋養のある食事が一番!
ということで、白菜と豚肉(バラ肉)の蒸し煮を。
簡単なのに、弱った体にとーっても美味しい、実母直伝のレシピです。

 土鍋に、白菜(芯の部分)を敷き、その上に豚バラ肉を並べて置いて、
 蓋をするかのように再び白菜(葉の部分)で覆います。
 お好みに合わせて、えのきだけ・しめじ・しいたけ・まいたけ・人参など
 好きな具を追加しても良し。今日は、えのき+まいたけをプラスして。
 最後に、具材の上から、だし汁を回しかけること、おたまに2,3杯。
 そして強火にかければ、10分程度で出来上がり。
 我が家では、ここ数年愛用している「馬路村ポン酢」で食します。
 
準備が整った頃に目覚めた彼は、だいぶスッキリした表情で一安心。
体の外からだけでなく、暖かい食事で内側からも体を温めます。

休息と食事でだいぶ回復してきた彼ですが、まだ本調子ではなさそう。
よって、就寝前に入念なマッサージを施します。久々に1時間ほど。
妊娠後は、長時間のマッサージはお腹が張るので控えていたのですが、
なんとかお腹の張りは回避しつつ終了。

全身、足の先から頭の先まで(手の先も含む)、それこそ裏表もくまなく
マッサージされた彼は、静かに夢の世界へと誘われていきました。
きっと明日の朝は目覚めも爽快、体も軽くなっていることでしょう。(笑)



思えば、彼の専属マッサージを自己流で始めて、かれこれ5年。

当初は、アトピーによる体中の痒さゆえ寝つきに時間のかかっていた彼を
見るに見かねて始めたマッサージですが、我ながら、よくもまぁこんなに
長い間、続けてこられたものだなぁと、感心してしまいます。
お陰で、彼の体の癖や弱点・ツボの場所など、ほとんど把握できるように
なりました。

「ここが弱っている時は、ここかな?」と押すと、ほぼ百発百中。
大抵、手でじかに肌を触れば、悪い部分は分かります。
体温が冷たくて、肌には弾力がなく、シコリがあるように硬い。
なんというか、ちっともしなやかでなくって、柔軟性がないのです。

そういう場所を、手の平や指先に神経を集中させて丁寧に探してみます。
そして、見つけたら、ツボを押してみたり、さすってみたりしながら、
少しずつ少しずつ、出来るだけ時間をかけて、丁寧に揉みほぐす。
力任せにゴリゴリするのではなく、深呼吸するくらいの感覚で押したり
引いたり、できるだけゆ〜ったりと。

でも、こういうマッサージって、マッサージする側に心身ともに余裕が
ないと、決して出来ません。どうしても雑なマッサージになる。
それでも、その場凌ぎの気休め程度には効くのですが、根本的には
症状は解消されないんですよね。

これって、なんだか料理とか物づくりとかにも通ずることだな・・・って、
最近感じます。

時間に追われて雑に作ったものは、あんまり美味しく感じない。
技術の必要な高度な料理でも、そこに気持ちが入っていないと・・・。
手芸とか、ハンドメイドの石鹸とかも同じこと。
気持ちに余裕のない時に作ったものは、なんだか出来上がりも雑で、
使い勝手や質感も今一つなものばかり。

効率や要領も大事だけど、可能な範囲内でいいから、身近な存在には
出来るだけ手間と愛情をかけていきたい。
それこそが、丁寧に生きることに繋がるのかな?と思ったり。
それって、きっと子育てにも言えることなのかも。

自分の身近な好きな人・ものへの愛情は、ケチったり出し惜しみしたり
しては駄目ですね。きっと。



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