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2002年09月10日(火)    北の国から届いた秋の便り

5月末に北海道に行った際、YHで3泊をご一緒させていただいた方(男性)から、
秋の便りが届きました。しかも!2日続けての葉書2通です。(笑)

この方は、郵便局に勤めながら、プリントゴッコを使用した版画の作品を作って
います。私より何歳年上なのでしょう。飄々とした風貌で、最初は少しとっつき
にくいけれど、慣れるとシャイで面倒見のよい方なのだと分かります。
年齢不詳でマイペース、でもどこか憎めなくて(笑)、素敵な人です。

その方は、私が泊まったYHの常連の方で、おそらく最も多く宿泊している方では
なかろうか?と思われる方なのですが、私はその時初めてお会いしました。
もともとは東京に住んでいたのですが、北海道を訪れるうちに北の大地をこよなく
愛するようになり、配置異動の末、北海道に移り住んだ方です。
「近いから頻繁に来れるんだよ」と苦笑いされていた姿が、彼らしくて印象的。

5月末のYHでは、その方と10年前くらいに同じYHで知り合い、住所を交換し、
それ以来ずっと葉書を送り続けてもらっているという女性とも出会いました。
そう、今年の 6月14日の日記 の手紙の主です。

美馬牛のYHの隣にある絵葉書館という建物で、「彼の個展があるのを知って、
何年ぶりかに来てみたんだ」という彼女。その彼女を通じ、旅行後に私の住所を
彼に連絡してもらったのです。以来、彼からは季節ごとに便りが届き、既に
3通の絵葉書が私の手元にあります。どれも大切な宝物。

今年は、何か悲しい事があると、その後に私を励ますかのように嬉しい事が。
6月の心温まる便りの時もそうでした。人生とは不思議。

それにしても、たった2,3日、宿で一緒させてもらった私にまで、本当に葉書を
送って下さるとはありがたいことです。いくら自分の好きなことをやっている
とはいえ、切手代だって馬鹿にならないご時世。
だって、彼女に聞いた話では、旅先で知り合い、住所を交換し、その結果、彼の
住所録に連なる名前は何十人という話ですから。

まずは、2通のサプライズドな葉書のお礼に、葉書に書かれていたアドレスに
メールを送りました。年末に、Kin-chanが作っているカレンダーが出来たら、
我が家に眠っている記念切手とともに彼に送ろうと思っています。

それから・・・5月の旅行の際に、美瑛の丘でクリツマスツリーの木を背景に
撮った夕日の写真があるのですが、その写真を葉書にして送りたい。。。

実は、その日の夕食の席で知ったことですが、私が夕日の写真を撮っていた同じ
場所に、彼も居たのです。その日の私は自転車で、彼は車。なので、私よりも
ずっとずっと後まで夕日を見ていたそうで。(笑) もしかして、あの夕日は彼が
見せてくれたのかもしれないなぁ・・・と、今になって思ったりします。


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