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2002年08月09日(金)    今も昔も私にとって魅惑的な街=吉祥寺

いつもよりだいぶ早めにバイトを上がり、今度の日曜のフェルトレッスンの材料を
買いに、夕方から吉祥寺へ。

吉祥寺は、東京近郊で住んでみたい街ベスト3に入るくらい、昔から大好き。
駅の規模も、人の混み具合も、こじんまりとしたお店が多いのも、何もかもが
ほどほどに疲れなくて丁度いいサイズだと思っている。

フェルト原毛のお店「アナンダ」は、吉祥寺駅から12〜13分くらい線路に沿って
新宿方向に歩いたところにある。だいぶ日が傾いた夕刻、そよそよと涼しい風が
吹く裏道を歩くのは楽しい。夕涼みしながら散歩しているみたいで。

「アナンダ」では、目当ての原毛と、"キッチンで気軽に植物染め"と銘打たれた
植物染めのセットを2つ買う。赤い「スオウ」と紅紫色の「コチニール」。
どちらの色も、とても自然な色で美しい。

羊の原毛からフェルトのバックや小物を作るようになってから、実は植物染めに
興味津々。好んで選ぶ色も、化学染料のものより植物染めのものの方が多い。
いつか、真っ白な原毛を自分で好きな色に染めてみたいと思っている。

お店では、フェルト小物や植物染めの体験レッスンなどを予約制でやっていて、
今日は母娘2人のお客さんが体験されていかれたとか。お母さんが、1日かけて
植物染めをやっている間、小学生の娘さんは、ずっとフェルト小物を作ったり
していたらしい。そういう母娘の過ごし方は、とても素敵だなと思う。

その娘さんは、その日作った作品を、夏休みの宿題にするんだとか。(笑)
私とほぼ同時に入店した別の母娘は、自宅で木綿や麻などを植物染めするために
染料を買いに来た様子。娘さんの希望で、綺麗な水色の原毛も買って行った。

「アナンダ」で1時間ほど過ごした後、正反対の方向へ歩いて、ビーズの店やら
糸の店を覗いたり、コットン・フィールドに行って布を買ったり。

パッチワークキルトをする方には有名なコットン・フィールド。
最近はビーズの方でも有名らしいのですが、ビーズ作りをしない私は、もちろん
布地の方へ。初めて行きましたが、あの布の種類と量には脱帽です。
閉店ギリギリに駆け込んだので、今度は、もっと早い時間に行って、ゆっくり
布を見てみたいものです。

うーん、吉祥寺って、物づくりをする上でも、なんて魅力的な街なんでしょう。
お金が幾らあっても足りそうにありません。(苦笑)


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