えびたま

2020年03月22日(日) 先週より確実に道路は混んでいた

日曜の恒例、踊りのお稽古。
今日はミニ典目に見えてやる気がなかった。

帰りの昼ごはん、今日は喫茶ホルンへ。
ランチはカレーしかないから
あまり辛くないものはないかと探したが
どれもスパイスは効いてるし、どれもそんなに
辛くないという。
オヤ二人がムーと悩んでると、ミニ典があっさり「これ」と
メニューの一つを指す。
じゃそれで、と頼んでみたら、見事に当たり。
2種盛りにしたわたしたちのは、1種辛いのがあったけど
ミニ典が選んだそれは、ひき肉のカレーで
ご飯と混ぜて辛さを調節できるし
結構食べっぷりも良かった。

帰りにビニ傘を忘れ、取りに戻ったついでに
下の甘栗屋さんで1袋購入。

夕方、今日も映画館へ。
「プリズン・サークル」を観た。
日本の刑務所で唯一、更生プログラムとして
「TC(Therapeurtic Community);回復共同体」という形式を
採用している施設のドキュメンタリ。
半年から2年ほどの期間で行われる。
どいう基準で選ばれているのか、この映画からはわからないが
受刑者が4万人ほどいる中で、このプログラムを受けているのは
40人ほどだという。
そして再入率は他のプログラムの半分以下。
なんでもっとやらないのだろ。

プログラムを受けている受刑者4人に焦点を当て、
どのよな心境の変化が起きていくのか追っていく。
ほぼ全員に言えると思うのだけど
加害者ではあるが、かつては自分も被害者であった。
その被害の結果として、感情の動きを失ってしまっていたり
共感能力が育っていなかったり
人と信頼関係を築けなかったりして
その人生の結果犯罪を犯してしまう。
その自分と向き合う。

丁寧に扱われたことがないのだから
他人のことも丁寧に扱えるはずがない。
暴力や犯罪の連鎖は
虐げられた立場を救うことから断ち切ることができる。
地道だけど、自分にもやれることがあると思える内容だった。
観て良かった。


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