えびたま

2005年05月15日(日) 今日はお芝居を2本観!!

まずは演劇工房10-BOXにて
劇団やんまさんの
「クレマチスの花の咲くころ」
おじいちゃん好きのわたしとしては見逃せない。

客層も、やはりお友達が多いのか、
平均年齢かなり高めの会場。
うしろのおじさん3人が
自分のやった手習(習字だのカラオケだの)のことを、話していたり。
開演前から楽しかった。

ふた組の夫婦のお話。
アルツハイマーになってしまう妻とその夫。
その夫の姉夫婦。
でも「現在」として、その夫が肺がんで亡くなった後なので
姉夫婦のシーンは回想シーン。

確かに役者的にも演出的にも脚本的にもスタッフワーク的にも
足りない部分はいろいろあるのだけど
リアルに60〜70代の人が舞台に立っているというのは
それだけで惹き付けられる力になるのだなと。
もちろんそれぞれちゃんと稽古してると思うけど。

観ててちょこちょこひやひやする場面はあったけど
全体いい緊張感で、いい空気だったと思う。
いろいろ観ごたえあった。
面白かったです。

夕方から街へ出て2本目、三角フラスコさんの
「眩しければいいのに」
フラスコさんの舞台は、大分前に2回程観たっきり。
噂にはきいていたけど
前と全く方向性が違っていて、そのギャップが面白かった。

こちらは、離島に暮らす5(6)人の男女の話。

登場人物の関係や、お互いに対する感情の糸が
見えるようで見えない割には
随所に情報を残すので、それを頭の中で処理するために
頑張って観ちゃって、少し疲れてしまった。
話として閉鎖的な関係で、何となく子供っぽく見えてしまい
今一つストーリーに乗れなかった感も有り。
もっと明らかに年齢の離れた登場人物が
一人くらいいても良かったと思う。

でも作品の目指す空気は、何となくわかるし
割とわたしも好きな方向だと思う。
うう…
どうか、これからも頑張って下さい生田さん。
も少し話の切り口が違っていたら、観易かったかも。

office-over.みちやくんが
どんどん松平健にみえてきて困った。


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