えびたま

2005年05月14日(土) 「Shuffl〜シャッフル」を観る

イズミティ21大ホールにて。
今回の客層はさすがに
若いおねえちゃんおにいちゃんが多かった。

頭を強打したために
周りの人の識別がぐちゃぐちゃになる男。
その男は刑事で、博多弁の少女と共に宝石窃盗団を追い掛けてて
どんどん現場が混乱してしまう話。
いつも通りざっくりとしたあらすじですが。

無駄に豪華なキャスティングで
主人公の男の理想のタイプとして石野真子が本人役で出て来たり。
そういうのは好きなんだけどね。
どうも全体空気がたるくてどうしようかと思った。

キャラもシチュエーションもアニメ的で
随所に小ネタで、バカでアホで笑わせて
後には何も残らないような軽い芝居なんだから
もっとスピード感があってほしかった。
一個一個じっくりやり過ぎてて
妙に間も長いし、やたらと展開がにぶい気がした。
それにもっと小さい劇場向けかも。
微妙に演出がダイナミックじゃなく
広いホールで観る分に、ビンボくさく感じたり。
むー
食い足りなかった。

山内圭哉が後ろ髪をのばし始めていた。
「悪魔の唄」でスキンヘッドにしちゃったから
そのままかと思ったのに。やっぱちょんまげは必要なのね。
好きだからどうしても気になって、出てるとついみてしまう。
いいなあ。芝居とは別にゆるくて。

伊原剛志と奥菜恵のサイズ差がものすごくて面白かった。
奥菜恵の博多弁に萌え。

平田敦子、割と好きなんだけど
出番少ないし、これもやっぱり食い足りない気分。
もっとものすごい人なのが観たかった。

何度目かのカーテンコールのとき
スタンディングオベーションしてた前の方のお客さんに
「何立ってんねん、こんな軽い芝居」って言ってた山内圭哉が好き。
なんだか安心して会場を出た。

無国籍お手伝い決定の大学生・阿部さんと
ご飯を食べて帰る。
メニューの「ドルチェ盛り合わせ」がやたらと気にかかった。


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