えびたま

2004年04月06日(火) お師匠様は玉三郎がキライ

なんとはなしに玉三郎の出てる舞台を二つ観る。
TVだけど。
「源氏店」
「京鹿子娘道成寺」

よく知らないときは
ただ綺麗ねえとだけ思ってたけど。
そんで、どうせ凄いんでしょって思ってた。

歌舞伎をよく観るようになってからは
ほんとに凄すぎて、もはやこの人妖怪じみてるなと。
惹かれるもの。知らず知らずに。

この人の舞台を観てると
歌舞伎を観てるのとはちょっと違う気がしてくる。
他の歌舞伎役者とは別次元にいるみたい。
今の歌舞伎をせせら笑っているようにすら見える。
「あらあんたたち、まだそんなとこにいるの」って。
歌舞伎ってきっと滅びないって思える。

地下鉄に乗ってたら、向かいの席の端っこに座ってる女の人が
どうも見覚えがあり
誰だろーと考えていてはたと気付いた。
素顔の玉三郎に似てるのだ!!!
失礼ながら、白塗りにできたら絶世の美女になれるのに。


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