えびたま

2004年03月02日(火) タ・マニネ「ワニを素手で捕まえる方法」を観る!!

渋谷パルコ劇場にて。
前から三列目!!!
そして前説のアナウンスが緒川たまきさまの声!!
嬉しすぎてエクトプラズム出てたと思う。

岩松了脚本・演出。
たまにしかやらないから「タ・マニネ」だそうで。
パンフも「たまにしか売りません」と売店の人が。

とある離島のホテルが舞台。
そのホテルの経営者の女性がたまき様。
フロント係、泊まり客の元・歌手、ヤクザの親分子分
たまき様に想いを寄せる金持ちジャカルタ人
小説家と、彼に付きまとう娼婦、その息子。
「過去に起こった事件」に右往左往する人々
という岩松了独特の構成。
それに奇病がプラスされて大分シュールでした。
面白かった!!

何よりたまき様から目が離せなくて
夢見心地の2時間半。あの人はきっと妖精。

もう一人の女優、片桐はいりさんも最高!!
どうしてあの人がやるとみんな作り物みたくなるんだろう。
けなしてるんではなく。むしろそれが大好き。
小説家役の田中哲司さんも良かった。
「欲望という名の電車」のミッチ役で観たとき、
パンフの写真ではなんか憶えられそうにない人って思ったのに
結果的に印象に残る役者さんでした。

カーテンコールで舞台の前っ面までたまき様が来て
鼻血ぶーするかと思った。
何度目かのカーテンコールのときにバレエみたいに
御挨拶してたのも素敵!!
何かのときはまた会いに行きますから!!

会場を出る時竹中直人さんを目撃。
同じ舞台を観てたのね。
本物を見ているのに、距離があったせいか妙に
リアルじゃなかった。


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