MAXIMUM ★ OVERDRIVE
FAKE
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2003年04月23日(水) ■ |
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第59話「Laugh・Makers / PHASE.5 『BELOVED #4』」 |
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HPリニューアル!!!
リニューアルに伴い、タイトルも変えました!!
(またもや)THANKS リリー!!
・・・いいねぇ・・・渋いデザインだYO・・・。
いい気分ついでに、
「顔写真公開しちゃおっかな♪」
って思ったYO(爆)
さて、ご機嫌なテンションで本編をスタートします!
PHASE.5 『BELOVED #4 Kiss You』
「なぁ・・・俺達、付き合わへんか?」
自分の口から出た言葉が信じられなかった。
まだ2回しかデートしていないのに、告白するなんて・・・。
俺からの告白を受けて
「あかんかな?」
「FAKE君・・・。」
「・・・・ゴメン。いきなりすぎたな。忘れてくれ・・・。」
勢いで告白してしまったことを、恥じた俺は自分の発言を取り消そうとした。
でも、彼女から出た言葉は
「ううん・・・今すぐは返事出来ひんけど、少し考える時間貰ってもいいかな?」
「え?・・・そ、それはもちろん。」
「じゃあ、また今度・・・。」
「うん・・・。またね。」
俺達はそんなことがあってから、色々な場所へ遊びに行った。
二人でいる幸せな時間。
時が経つのは早かった。
告白から1ヶ月。
8月も終わりに差し掛かった頃だ。
俺達は夜、車の中で話をしていた。
FAKE:「俺と付き合うってこと、考えてくれてるの?」
カナ:「・・・私、友達と遊んでても、ずっとFAKE君のこと考えてる。」
FAKE:「そっか・・・。」
カナ:「・・・・・。」
俺は、そっと彼女の手を握った。
FAKE:「・・・・・・・・。」
俺の手を握り返す彼女。
カナ:「・・・・FAKE君・・・、ほんまに私でいいの?」
FAKE:「え?もちろん!俺は、カナさんのことが好きや。」
そう言って、俺は彼女の肩を抱き寄せた。
暗い闇が辺りを包み込む。
暗い駐車場で、重なり合う二人の口唇。
二人分の、心臓の鼓動音だけが車中に響いていた・・・。
あの時は、いつまでも一緒に居られると思ってた・・・。
TURN TO THE NEXT―――――→PHASE.6
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